2021 年 8 月、小笠原諸島の海底火山から噴出した大量の軽石は 10 月には沖縄や奄美に流れ着き、漁業や観光など生活に大きな影響をもたらしています。この軽石の問題は長期化・深刻化することが懸念されています。
宇宙航空研究開発機構 (JAXA) は、海上の軽石の分布を衛星「しきさい」 (GCOM-C) 等の人工衛星観測画像によって把握し、情報提供しています。
衛星画像の判読により推定された軽石の分布地図は ArcGIS Online の Web アプリを利用して公開されています。
※軽石推定分布は随時更新されます。
※画像をクリックすると、アプリが開きます
こちらのアプリに表示されているデータは ArcGIS Online 上に公開されているため、ArcGIS Online や ArcGIS Pro、ArcGIS Earth などの各種製品上にデータをすぐに追加し、他関連データや保有しているデータと合わせ使うことが可能です。
ArcGIS Online はクラウド上に作成した独自のマップや他のユーザーのデータに、いつでもどこでも必要な時にアクセスして利用することができます。
個人向けの無償プラン、開発者向け、組織向けプランを用意しております。
提供コンテンツ
上記 Web マップに含まれている各レイヤーは下記の方法で追加可能です。
- ArcGIS Online での追加
- ArcGIS Pro での追加
- ArcGIS Earth での追加
JAXA では引き続き、運用する地球観測衛星「しきさい」と「だいち2号」、海外宇宙機関の観測画像もあわせて確認し、軽石推定分布について更新を継続する模様です。