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ベクター ベースマップで使用している地図情報を更新しました!
ArcGIS Online などで利用できるベースマップには、衛星画像やオープンストリートマップなどたくさんの地図が用意されています。
このうち、道路地図や地形図などのベクター ベースマップはこれまで日本国内の情報を毎年 7 月に一斉に更新を行っていましたが、今年も地図情報の更新を行いましたのでお知らせします。
(更新箇所の例)道路の延伸、 IC の反映
(更新箇所の例)施設の追加
ベクター ベースマップの一例
これらのベクター ベースマップは、地図の主題や重ねるレイヤーを見やすくするために地図によって表示する情報量を変えていますが、同一のデータベースを使用して作成されたマップです。
色や形状を表示する縮尺レベルを変更するなど、スタイルを設定することでこのように用途に応じた様々なマップを作成することができます。
独自のスタイルを設定することもできますので、スタイルの設定についての詳細はベクター タイル ベースマップのスタイルをかんたんに変えてみようをご覧ください。
新しいスタイルの地図が追加されました!
利用できる地図のスタイルに新しく以下のマップが追加されました。
地形図(等高線) (arcgis.com)
これまでのベースマップの地形図に等高線が追加され、より地形をわかりやすく表現しています(等高線は Map Viewer Classic では表示されません)。
Outdoor (arcgis.com)
地図帳などで見慣れた自然地形の表現に重点を置いたスタイルの地図です。MapViewer では等高線が表示されます。
シンプルな表現をしているため、住宅密集地でのレイヤーの重ね合わせも適しています。
コントラスト (arcgis.com)
WCAG および米国政府の Section 508 準拠の基準を満たすことを目的にコントラストを強調した地図です。
現在これらはベータ版のスタイルになりますが、今後ベースマップへの追加や ArcGIS Living Atlas of the World への追加を検討したいと考えています。
特に Outdoor (arcgis.com) はレイヤーの重ね合わせや地形の判読にも適したスタイルの地図になっていますので、様々なシーンでの利用が期待されます。
是非新しくなった地図スタイルについてもご活用ください。