ArcGIS ユーザーのための内挿ガイド: 最適な内挿法と製品の選び方

ArcGISの内挿の機能について 複数回にわたってシリーズとして記事を掲載しています。本記事は第 3 弾「ArcGIS での最適な内挿法と製品の見つけ方編」です。過去の記事は以下からご覧いただけます。

ArcGIS で利用できる主な内挿手法とそのデータ例

手法は理解できたけど結局どれを使えばいいのか?と迷う方もおられるかもしれません。以下はサンプル データの特徴をもとに内挿手法を選べるフローチャートです。質問に「はい」か「いいえ」で答えて最適な内挿法を見つけましょう。

内挿法の決定には、データの特徴だけでなく、適用分野や解析内容などを総合的に判断する必要があります。フローチャートの結果が必ずしも適しているとは限らないことに注意してください。

ArcGIS Pro で内挿ツールを利用するためには?

ここまでのシリーズ記事でご紹介した内挿を ArcGIS Pro で行うためには、ArcGIS Spatial Analyst もしくは ArcGIS 3D Analyst エクステンションが必要です。

また同じく内挿機能を提供する ArcGIS Geostatistical Analyst エクステンションでは地球統計学に基づくさらに専門的な内挿機能を提供します。ここまでご紹介してきた内挿法でご希望の処理ができそうにない場合は Geostatistical Analyst を利用する方法も考えられます。

Spatial Analyst と 3D Analyst で利用できる内挿ツールは共通しているため、内挿して作成したサーフェスの利用方法やその後の解析なども踏まえて最適なエクステンションを選択する必要があります。

上記フローチャートでご紹介している内容は一部です。Spatial Analyst および 3D Analyst 、Geostatistical Analyst の主な機能につきましては以下のページをご確認ください。

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