ArcGIS Experience Builder (Developer Edition) バージョン 1.15 をリリースしました!

アイキャッチ画像 (ArcGIS Experience Builder (Developer Edition))

ArcGIS Experience Builder (Developer Edition) の最新バージョン 1.15 を 2024 年 7 月 24 日 (日本時間 2024 年 7 月 25 日) にリリースしました。

バージョン 1.15 では、6 月にリリースされた ArcGIS Online の ArcGIS Experience Builder のアップデートに合わせ、いくつかの新しいウィジェットが追加されたほか、Map コンポーネントがサポートされ、カスタム ウィジェット内で使用できるようになりました。

以下では、アップデートされた主な新機能や機能拡張をご紹介します。

Developer Edition のアップデート

Map コンポーネントのサポート

ArcGIS Experience Builder (Developer Edition) で Map コンポーネントがサポートされ、カスタム ウィジェット内で使用できるようになりました。

Map コンポーネントは ArcGIS Maps SDK for JavaScript のコア API を <arcgis-map></arcgis-map> のような再利用可能なカスタム HTML 要素に拡張する標準ベースの Web コンポーネントです。Map コンポーネントを使用することで、カスタム ウィジェット内でより簡易に ArcGIS Maps SDK for JavaScript の API を利用できるようになります。

カスタム ウィジェットで Map コンポーネントを利用する方法の詳細は use-map-components サンプル ウィジェットをご参照ください。

アプリケーション ダウンロードの機能向上

アプリケーション ダウンロード時にダウンロードするアプリケーションの言語を選択できるようになったほか、ダウンロードの進行状況を表示するウィンドウが表示されるようになりました。

アプリケーションに必要な言語のみを選択することで、ダウンロードされるアプリケーションの ZIP ファイルをより軽量にすることができます。

ArcGIS REST JS バージョン 4.x へのアップグレード

ArcGIS Experience Builder (Developer Edition) 内で利用可能な ArcGIS REST JS のバージョンが 4.x にアップグレードされました。

ArcGIS REST JS は ArcGIS Online や ArcGIS Enterprise の REST API を利用するための JavaScript のモジュールのコレクションです。

ArcGIS REST JS バージョン 4.x では、バージョン 3.x からいくつかのパッケージの依存関係の合理化が行われています。

重大な変更

jimu-core、jimu-arcgis、Data Source、jimu-ui、jimu-for-builder、arcgis-charts、jimu-for-test およびテーマ変数の値には、アプリケーションに影響を与える可能性があるいくつかの変更点があります。従来のバージョンからアプリケーションやウィジェットをアップグレードする前に、これらの変更を確認してください。

バージョン 1.15 リリースの詳細については、ArcGIS Experience Builder (Developer Edition) の What’s new をご参照ください。

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