ArcGIS Managed Cloud Service が ArcGIS Enterprise 11.3 に対応しました。これまで、ArcGIS Enterprise 10.9.1、ArcGIS Enterprise 11.1 に対応していましたが新たにバージョン11.3に対応しました。 (※利用ルール共通―別表2参照)
ArcGIS Enterprise 11.3 の新機能
ArcGIS Enterprise 11.3 では、数値データと時系列データに 4 つの新しいフィールド データ タイプを使用できるようになりました。
- Big Integer
- Date Only
- Time Only
- Timestamp Offset
また、組織内の ArcGIS Living Atlas コンテンツを更新できるようになりました。 Esri によって新しいコンテンツが利用可能になると、組織の [Living Atlas] ページから、すぐに更新したり、更新をスケジュール設定したりすることができます。詳細は、製品ページの ArcGIS Enterprise 11.3 の新機能を参照ください。
運用の自動化
ArcGIS Managed Cloud Service では、運用の自動化を進めております。
ArcGIS Enterprise の運用状況を AWS CloudWatch で監視して、何か対応すべき事象が発生した場合に自動で検知します。
検知後に AWS Lambda が呼び出され、Lambda から AWS Systems Manager を経由してインスタンスの OS へ命令を投げて自動で対応を行っています。 定型的な運用作業を自動で行うことにより、ArcGIS Enterprise の運用を安定して行うことを実現しております。
ArcGIS Managed Cloud Service は、さらなる安定運用を実現するとともに、今後も ArcGIS を利用するための便利なサービスを企画しておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。