3 月 12 日に発表された英語版ソーシャルメディア マップに続き、日本語版も公開しました。このマップには、余震を含めた震源地とそのマグニチュード、YouTube に投稿された動画、Twitter に投稿された位置情報付きの情報、写真共有コミュニティーサイトである Flickr からの写真が表示され、クリック一つで詳細を見ることができます。またこのサイトから直接、動画、写真、テキスト、Web ページへのリンク情報を入力することもできます。
なお、このマップに表示されるソーシャルメディア情報には、投稿時に位置情報が付加されている必要があります。マップに表示させたい場合、各ソーシャルメディアのジオタグの表示設定をオンにしてください。
このソーシャルメディア マップの目的は、この大災害に関する様々な情報を地図上に集約し、「今、どこで、何が起こっており、何が求められているのか」を世界中の人々の間で共有することで少しでも早期の復旧を支援することです。Twitter、YouTube、Flickr、Ushahidi など、さまざまなメディア サービスから配信されるリアルタイム情報を一つの地図上で表示できる一方で、ArcGIS Server の編集機能を利用して、Web ブラウザから情報を登録することができます。
尚、このソーシャルメディア マップは、米 Amazon 社が提供するクラウド基盤である「Amazon Elastic Compute Cloud(EC2)」上に作成しました。今回のような緊急対応の場合、クラウドを活用することで、迅速に Web GIS システムの構築/公開が行えます。
今回の地震により被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
■関連リンク:
・東北地方太平洋沖地震のソーシャルメディア マップ(日本語版):
http://www.esrij.com/industries/disaster/tohoku_taiheiyooki.html
・東北地方太平洋沖地震のソーシャルメディアマップ(英語版:Japan Incident Map):
http://www.esri.com/services/disaster-response/japan-earthquake-tsunami-2011-map/index.html
※公開終了いたしました。
・ESRIジャパン プレスリリース:
http://www.esrij.com/news/details/7623/