GISコミュニティフォーラム:クラウドコンピューティングで広がるGISの世界

Cloud_expo300現在、IT 業界では「クラウドコンピューティング(以下、「クラウド」)」が大きな盛り上がりを見せており、つい先日(5月11日~13日)開催された「第2回 クラウドコンピューティングEXPO【春】」でも 200 社近くの出展があり、来場者は併設のイベントも含め、三日間で 12 万人を突破したとのことです。ちなみに、ESRIジャパンも本イベントへ出展し、多数のお客様に弊社ブースへお立ち寄りいただきました(右の写真はESRIジャパン展示ブースの様子です)。

(「クラウドコンピューティング」という言葉の定義についてはこちらを御覧ください)

ArcGIS とクラウドの関わりについては、Esri 本社の Jack Dangermond 社長が、2009年頃から既に「 ArcGIS はクラウド対応のシステムである」と発言しています。日本でも利用者が多数おられる ArcGIS Online はクラウド上に構築されたサービスです。先日の東日本大震災発生直後も、ESRIジャパンはクラウド上に ArcGIS Server を設置し、ソーシャルメディアマップを配信しました。

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とはいえ、ArcGIS を実際にどのようにしてクラウドへ持ち込むのか、そもそも「クラウドを使うメリットは何なのか」と疑問をお持ちの方は多いでしょう。そこで、第7回 GISコミュニティフォーラムでは、クラウドソリューションワークショップを企画しました。


■クラウドソリューションワークショップ~クラウドコンピューティングで広がるGISの世界~
日時:6月3日(金) 10:00~12:30
場所:東京ミッドタウン地下1階 ホールB2
お申し込みはこちらから(終了しました)

本ワークショップでは、クラウドサービスベンダー企業からクラウドのプロフェッショナルをお招きし、「クラウド活用の本当のメリットとは何か」「クラウド運用と自社運用(オンプレミス)を選択するポイントは何か」といったことについてご講演いただきます。

・富士通株式会社 平江 敬三氏「クラウド最新情報と選択のポイント(仮題)」
(富士通オンデマンド仮想システムサービス:http://jp.fujitsu.com/solutions/cloud/iaas/fgcps5/

・Amazon Data Services Japan株式会社 玉川 憲氏「アマゾンクラウドの真価」
(Amazon Web Services:https://aws.amazon.com/jp/

また、ESRIジャパンからは、現時点での ArcGIS のクラウド対応状況や、上記の各社が提供するクラウドサービスでの ArcGIS Server の運用方法などについてご紹介いたします。

■デモンストレーション
地下1階ホールAの展示会場に設けられたデモエリアにて、下記の時間帯に「公開型 WebGIS 構築 on Amazon EC2(GIS サーバ 15 分クッキング)」と題したデモンストレーションを行います。

6月2日(木) 14:30~14:45、17:30~17:45
6月3日(金) 17:30~17:45

■ソリューション展示
地下1階ホール A のソリューション展示エリア内に「クラウド GIS ソリューション」のブースを設けますので、クラウドでの ArcGIS 運用についてご興味・ご質問がおありの方は是非お立ち寄りください。