5 月 17 日、米 Esri は ArcGIS API for JavaScript の最新バージョン 2.3 をリリースしました。Internet Explorer 9 のサポートをはじめ、スナッピング機能や計測用ウィジェット(UI 部品)の提供などいくつかの機能強化が行われています。ここで、2.3 の新機能をいくつかご紹介します。
■ArcGIS API for JavaScript 2.3 の主な新機能
Internet Explorer 9 のサポート
Internet Explorer 9 をサポートしたことにより、パフォーマンスが大幅に向上します。また CSS3 や HTML5 を活用することにより、より豊かな表現力と高度な機能を実現できるようになります。
スナッピング
編集やグラフィック描画時に既存の図形のエッジや頂点にスナップすることができ、より正確な図形描画が行えます。また面積や距離を計測する際に既存の図形にスナップさせることにより、正確な計測が行えます。
計測用ウィジェット
X,Y 位置の特定や、距離/面積の計測を簡単に行うためのウィジェットが提供されます。
ポップアップ(情報ウィンドウの拡張)
属性表示を行うための情報ウィンドウの機能が拡張され、選択した図形の強調表示や拡大表示を簡単に行えるようになりました。
■国内でのサポートについて
ArcGIS API for JavaScript 2.3 の国内サポート開始時期は 6 月下旬を予定しています。決まり次第、ESRIジャパン製品ページおよび本ブログでご紹介しますのでしばらくお待ちください。
■関連リンク
ESRIジャパン Web サイト
・ArcGIS API for JavaScript
Esri 社 Web サイト
・ArcGIS API for JavaScript