更新記事はこちら → GIS 初心者が ArcGIS Pro と ArcGIS Online の使い方を学ぶ 4 つの方法 (2024 年春版)（2024 年 04 月 02 日）
新しい職場や研究室で GIS を使い始めた方、どのようにして使い方を学べばよいかお困りではありませんか？そんな皆さんのために今回は ArcGIS Pro の使い方を学ぶ方法を 4 つご紹介します。
動画を見る
まず 1 つ目は動画です。ArcGIS Pro の様々な操作について 5 分で解説しています。動画はスマートフォンやタブレットからも見ることができるので、いつでもどこでも ArcGIS Pro の学習ができます。
（2） シンボルの設定
（3） ラベリング
（4） フィーチャの作成と編集
（5） ジオプロセシング ツール
（6） レイアウト
（7） タスク ファイルの作成
（8） タスク ファイルの活用
トレーニングを受講する
2 つ目はトレーニングです。講師に教わりながら体系的に学びたい方におすすめです。1 日から 3 日で効率よくArcGIS Pro を学ぶことができます。記事公開時点では、次の 3 つのコースがあります。
(1) ArcGIS Pro: 基本操作
ArcGIS Pro の基本的な操作を 3 日間で習得することができるコースです。このコースは東京会場（ESRIジャパン トレーニング ルーム）で定期的に開催しており、次回の開催は 5 月 15 日（水）～ 17 日（金）です。社内や学内で研修を行えるオンサイト トレーニングでの開催も可能です。
ArcGIS Pro でよく使う機能を 1 日で広く浅く学べるコースです。短時間で ArcGIS Pro を学びたい方やArcGIS Pro を使ってみたい組織にお勧めのコースです。こちらはオンサイト トレーニングで開催いたします。
(3) ArcMap ユーザーのための ArcGIS Pro 入門
ArcMap と比較しながら ArcGIS Pro を学ぶことができるコースです。ArcMap から ArcGIS Pro に移行をしたい方にお勧めです。こちらもオンサイト トレーニングで開催いたします。
自習用コンテンツを活用する
3 つ目は自習用コンテンツです。データつきの自習用コンテンツを使って ArcGIS Pro を学ぶことができ、自分のペースで学習したい人におすすめです。
実際のデータと詳しい説明つきのテキストを使って ArcGIS Pro の基本的な使い方を学べます。（このワークブックをダウンロードするには、Esri 製品サポート サイトのログイン アカウントとパスワードが必要です。）
その他にも Network Analyst などのエクステンションのデータつきチュートリアルもダウンロードができます。（Esri 製品サポート サイトでの各エクステンションのチュートリアルの検索方法は、「Esri 製品サポート サイト活用のススメ」をご覧ください。）
（2）Learn ArcGIS
Esri が提供している無償の自主学習コンテンツ サイトです。実践的なテーマをもとにした課題解決型の学習コンテンツです。データも付属しているので対象製品をお持ちであればすぐにレッスンに取り組めます。
ArcGIS Pro のコンテンツも多数あります。Learn ArcGIS のレッスン ギャラリーにアクセスして、プロダクトで「ArcGIS Pro」を選択して検索してご利用ください。
書籍を読む
4 つ目は書籍です。ArcGIS Pro を学ぶための書籍が出版されています。お手元に 1 冊置いておくと便利なものばかりです。
「～をしたい」という目的を示したタイトルから、必要な操作が調べられる逆引きガイドです。目的のトピックだけ読んですぐに操作できるので、ArcGIS Pro でちょっと困ったときにすぐに調べられる大変便利な操作ガイドです。PDF 形式で 250 ページ以上ある大ボリュームのガイドを無償で提供しています。
(2) 経済・政策分析のためのGIS入門
ArcGIS Pro の実践的な使い方が学べる本です。ArcGIS Pro の基本操作、GIS オープンデータの活用方法、空間統計ツールの活用方法について解説されており、GIS 初心者から経験者まで役に立つでしょう。古今書院のホームページから演習データをダウンロードできて、実際に操作しながら ArcGIS Pro の操作を身に付けることができます。
最後に
この記事では ArcGIS Pro の使い方を学ぶ方法を 4 つご紹介しました。皆さんにあった方法は見つかりましたか？ ArcGIS Pro をご活用いただき、皆さんの業務や研究にお役立てください！