大きなボタンでデータを入力できる現地調査アプリ ArcGIS QuickCapture が、2020 年 10 月 14 日にバージョン 1.7 にアップデートされました。本ブログ記事では、今回のバージョンで追加された主な機能をご紹介します。
・ ボタンの大きさの設定
使用するボタンの大きさをスライド バーで設定することが可能になりました。大きいボタンを配置することで、モバイルに不慣れな調査員にも操作しやすい画面を作成したり、ボタンの押し間違いを防ぎ、データの入力の精度を向上させたりすることに役立ちます。
・ リンク ボタン
QuickCapture で調査中に、特定の URL や Survey123 フィールド アプリを起動するためのリンク ボタンを作成できるようになりました。
・ グループ表示のロック設定
グループを展開した状態でロックするか、折りたたむことを可能にするかの表示設定ができるようになりました。
・ プロジェクト ユーザー入力での選択リストの使用
プロジェクト ユーザー入力とは、ボタンを押す前に調査員がデータをテキストで入力できる機能で、プロジェクトの作成時にあらかじめ設定しておくことでボタンをタップした際のデータの入力を容易にする機能です。本アップデートでは、選択リストを設定できるようになり、調査員がキーボードを操作することなく、リストから選択してデータを入力できるようになりました。
その他の機能の改善につきましてはヘルプをご覧ください。ボタンをタップするだけの ArcGIS QuickCapture をぜひお試しください!
■関連リンク
・ArcGIS Quick Capture リソース ページ