2021 年 4 月に行われた ArcGIS Online のアップデートで、これまでベータ版として提供されていた ArcGIS Dashboards Beta が正式版の ArcGIS Dashboards としてリリースされました。
以前の ArcGIS Dashboards は ArcGIS Dashboards Classic となります。
本記事では、新しい ArcGIS Dashboards の新機能や移行方法ついてご紹介します！
新機能
csv やフィーチャ コレクションがデータソースとして追加できるように
パイ チャートやシリアル チャート エレメント等でフィーチャ コレクションや CSV Web レイヤーを可視化できるようになりました。
フィルター機能の強化
チャートで選択したカテゴリのみをマップに表示できるようになりました。
Hex, RGB, HSL の対応
Hex や RGB, HSL のコードで色を指定できるようになりました。
シリアル チャートの日付のギャップを接続
日付が連続していないデータをシリアル チャートで可視化する際、そのギャップを接続できるようになりました。
パーセンタイル統計量
統計の種類に、値を昇順に並び替えて N % に位置する値を表示するパーセンタイル統計量が追加されました。
その他の新機能につきましては、ヘルプをご参照ください。
移行方法
新しい ArcGIS Dashboardsは、上記のような新機能や JavaScript 4x ベースの開発によってパフォーマンスが向上しています。そのため、以前の ArcGIS Dashboards Classic で作成された古いダッシュボードは、新しい ArcGIS Dashboards で開いて保存し更新することをお勧めします。
※ 更新前に、新しい ArcGIS Dashboards で古いダッシュボードを開き、[名前を付けて保存] で保存して新しいバージョンで動作するか確認することを推奨します。
また、ArcGIS Dashboards Classic でダッシュボードを使い続けたい場合は、ArcGIS Online 組織サイトの右上にある [アプリ ランチャー] から、ArcGIS Dashboards Classic でダッシュボードを開く必要があります。
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