図郭ごとにマップを出力する方法

広範囲にわたる地図を作成した後、必要なところだけ出力したい場合に便利な機能があります。
今回は、ArcGIS Desktop 10で簡単な3ステップだけで図郭単位での地図を出力する方法をご紹介します!

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【手順】
1.図郭線(グリッド)の作成 (すでに図郭線データがある場合この手順は必要ありません)
1-1.マップにデータを追加します。
ArcToolbox → [カートグラフィ ツール] → [データ ドリブン ページ] →
[インデックス フィーチャ(格子状)の作成 (Grid Index Features)] をダブルクリックします。
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1-2.パラメータを入力します。[入力フィーチャ]で指定したデータの範囲内で図郭線を作成します。
[ポリゴンの幅] と [ポリゴンの高さ] で図郭のサイズを指定できます。

インデックスフィーチャの作成

1-3.図郭線が作成されました。
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2.データ ドリブン機能を有効化
2-1.マップをレイアウト ビューに切り替えます。
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[レイアウト] ツールバーの右端にある [データ ドリブン ページ ツールバー] をクリックします。
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2-2.[データ ドリブン ページ] ツールバーの左端にある[データ ドリブン ページの設定] をクリックします。

2-3.[データ ドリブン ページを有効にする] にチェックを入れ、[レイヤ] に手順1で作成した格子線を設定します。
データドリブンページの設定

2-4.[OK] をクリックすると、自動的に図郭ごとのマップが作成されます。
[データ ドリブン ページ] ツールバーの [次のページ] ボタンをクリックすると、図郭が切り替わります。
レイアウトの装飾(方位記号や縮尺など)を追加すると、以下のような地図が作成できます。
図郭ごとのレイアウト

3.マップを PDF へ出力
3-1.[ファイル] メニュー → [マップのエクスポート] をクリックします。
マップのエクスポート

3-2.出力形式(*.PDF)を選択し、[保存]をクリックします。
マップのエクスポート

注意:PDF(*.pdf)ファイルで出力する場合は、テキストが地図上と同じように表示されるように、[マップのエクスポート] ウィンドウの [オプション] の [形式] タブで、[すべてのドキュメント フォントを埋め込む] にチェックを入れ てください。
埋め込みできない絵文字のシンボルがある場合は、[マーカー シンボルをポリゴンに変換] にチェックを入れます。
エクスポートオプション

また、[ページ設定] タブにある [ページのエクスポート方法] で [単一のPDF]ファイルを指定すると、1ファイルに複数図郭のマップが含まれます。
エクスポートオプション

■関連リンク
背景に使用したデータ:ArcGIS データコレクション スタンダードパック 2010
データ ドリブン ページとは