このたび、ArcGIS for iOS および ArcGIS for Windows Phone に続き、ArcGIS for Android をリリースする運びとなり、Android 端末でも ArcGIS が使えるようになりました。今回のリリースにより、iOS、Android、Windows Phone と主要な端末が出そろったことになります。
ArcGIS for Android では、ArcGIS for iOS や ArcGIS for Windows Phone 同様、無償のアプリケーションと開発用の API を提供しています。
■ArcGIS for Android アプリケーション
Android マーケットからダウンロード※してすぐに利用可能な無償のアプリケーションです。
主な機能は以下の通りです。
・地図の表示、及びナビゲーション
・GIS データの編集
・距離や面積の計測
・ArcGIS Online のマップの検索と共有
・GPS との連携
Android 端末をお持ちの方は、是非ダウンロードしてお試しください。(ArcGIS for Android は、Android OS 2.2 以上が必要です。)
※ ArcGIS for Android アプリケーションは米国の 2016 年 10 月 15 日 をもちまして、新規のダウンロード提供を終了いたしました(関連ブログ:「ArcGIS」モバイル アプリ提供終了のお知らせ)。
■ArcGIS API for Android
ArcGIS Server が配信する GIS サービス を使った独自のアプリケーションを開発することができます。この開発キットは、Java 統合開発環境である Eclipse のプラグインとして提供されています。既成のアプリケーションである ArcGIS for Android アプリケーション で使える機能に加えて、ジオプロセシング サービスを使った解析機能やジオコード サービスを使った住所検索などの機能が実装されています。
開発に関する技術的な詳細情報は、Esri 社の ArcGIS Resource Center のヘルプをご参照ください。
■関連リンク
・ESRIジャパン Web サイト:ArcGIS Runtime SDK for Android
※ Android および Android ロゴ、Android マーケットとそのロゴは、Google Inc. の商標または登録商標です。