地図上でお花見しませんか?

3 月に入りようやく暖かくなってきましたが、我々日本人にとって春といえば「桜」ではないでしょうか。桜の開花予想を出しているサイトもありますね。そして桜といえばお花見でしょうか。「桜」や「お花見」と検索すると、今年もたくさんの情報がヒットします。皆さんはお花見の予定はありますか?残念ながら、今年はお花見に行けそうにない!という方や、各地の桜が見たい!という方へ、桜のソーシャルメディア マップを作成しました。
以下の画像をクリックして桜マップへアクセスしてください。

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桜のシンボルは、桜の標本木の位置を示しています。また、各都市における 3 月 ~ 5 月の平均気温、昨年度の桜の開花 / 満開日を属性情報として持っています。標本木の他に、4 月の平均気温分布を表したレイヤもマップに追加しています。4 月の平均気温分布 レイヤは、小縮尺時に表示されます。

そしてこのマップには、位置情報を持ったソーシャルメディア(Twitter、Flickr、YouTube)を、「桜」というキーワードで検索し表示させています。Flickr、YouTube のデフォルトの検索期間は 1ヶ月です。まだ桜が開花していない地域の方が多いので、情報が少ないと思う方もいらっしゃるかもしれません。その場合は、検索期間の範囲を「すべて」に変更すると、たくさんの桜を見ることができます。[検索設定] ボタンから、設定を変更してください。キーワードを変更することも可能です。
 

また、桜マップ上に表示されたソーシャルメディアを密度やクラスタで表現することもできます。
 

密度で表現すると、桜の標本木周辺で比較的多く情報が投稿されていることが見て取れますね。

ESRIジャパンのオフィス近くには皇居がありますが、桜マップで皇居の周りを見てみると、皇居のお堀沿いや靖国神社、市ヶ谷の外堀沿いにたくさんの情報があり、どこに桜があるのか一目瞭然です。

いかがですか?お花見気分は味わえそうですか?このマップで見てみると、既に桜が咲いている場所もあるようですが、3 月の下旬頃から九州地方で開花が始まります。開花の時期によって、桜マップのデフォルト表示範囲を変更しますので、北海道で開花する 5 月の上旬頃まで桜マップを楽しめると思います。

桜のソーシャルメディア マップは、ArcGIS Online のソーシャルメディア テンプレートを使用して作成しました。テンプレートを使用していますので、開発者でなくとも簡単にWeb アプリケーションを作成できます。是非皆さんも色々な情報を地図上に重ね合わせてみてください。

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