ArcGIS Runtime SDK for iOS の最新バージョン 10.2 を国内リリースしました。
今回のバージョンアップで、最新 OS である iOS 7 向けのアプリケーションの開発をサポートし、また OAuth 2.0 を使用したサイン インのためのクラスが公開されるなど、より開発の範囲が広がってきています。それら新機能の一部をご紹介します。
■OAuth 2.0
OAuth 2.0プロトコルを使用して ArcGIS Online にサイン インするための AGSOAuthLoginViewController クラスが提供開始され、ArcGIS Online へのサイン インの実装がより簡単になりました。
■Microsoft Office ファイルの添付をサポート
フィーチャの属性情報や添付ファイルを表示/管理する AGSPopupsContainerViewController クラスが Microsoft Office 文書(doc, docx, xls, xlsx, ppt, pptx)の添付をサポートしました。
iOS アプリケーション上で Microsoft Office で作成した資料を参照することができます。
その他、オフライン機能のベータ版が公開されています。このベータ版ではオフライン環境でのデータ編集、ルート検索、住所検索が実装されています。
現在、データ編集については ArcGIS Online のホスト サービス(フィーチャ サービス)を利用して、ローカル編集用データのダウンロード、オフライン環境でのデータ編集、オンライン接続時のデータの同期の一連の流れを実際にお試しいただけます。
今後新しいバージョンで正式にリリースされるまで、今しばらくお待ちください。詳細はこちらをご覧ください。
■関連リンク
ESRIジャパン Web サイト
・ArcGIS Runtime SDK for iOS:http://www.esrij.com/products/arcgis/developer/arcgis-runtime-sdks/arcgis-runtime-sdk-for-ios/
Esri 社 Web サイト
・ArcGIS Runtime SDK for iOS:https://developers.arcgis.com/en/ios/