基盤地図情報JPGIS(GML) 形式対応について

ArcGIS Desktop はさまざまなフォーマットを変換して使用することができます。基盤地図情報は JPGIS 形式と JPGIS(GML) 形式が国土地理院から提供されており、これまで ArcToolbox の [変換ツール (国内データ)] ツールの変換ツールでは、JPGIS 2.0、2.1 形式のみの対応でした。
現在、国土地理院では、「地理情報標準プロファイル(JPGIS)」に基づいて整備し提供するデータの形式を GML に一本化することを進めており、これに伴って今後は、ArcGIS Desktop の変換ツールにおいて JPGIS(GML) 形式にも対応していきます。

ArcGIS 10.2 :「ArcGIS Desktop 10.2 – 国内対応パック 基盤地図 GML 変換ツール 」を適用することで変換可能です。詳細はこちらをご参照ください(サポート サイトへのログインが必要です)。

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なお、ジオプロセシングのバックグラウンド処理 64 ビットには対応していませんので、「ArcGIS 10.2 for Desktop Background Geoprocessing(64-bit)」プログラムを適用している方は、上記プログラムを適用後、フォアグラウンド処理で実行してください。詳細はこちらをご参照ください(サポート サイトへのログインが必要です)。

次期バージョン ArcGIS 10.2.1 での提供形式は、国内対応パックに含まれる予定です。
なお、対応はインポートのみとなります。