先日 iOS・Android 共にアップデートされた Collector for ArcGIS のバージョン 10.2.2 では新たにオフライン環境でもデータ収集ができるようになりました。
これまでの Collector for ArcGIS はオンライン環境を前提に、ArcGIS Online のマップをリアルタイムに更新できることをメリットとし、多くのお客さまから支持を得ていました。しかし一方で山間部や人口の少ない地域などネットワークに接続しづらい環境もまだまだ存在し、そのような環境でもデータ収集したいという声も寄せられていました。今回 Collector for ArcGIS でオフライン環境に対応したことにより、そのようなお客様のご要望にもお応えできるようになり、Collector for ArcGIS の活用範囲が広がりました。
オフライン機能概要
またオフライン編集を使うメリットはオフライン環境でデータ収集できることだけに留まりません。たとえネットワーク接続可能な環境であってもオフライン編集を利用することにより、より高速な地図表示を可能とします。データ収集範囲が限られ、かつリアルタイムなデータ更新が必須でない場合には、ぜひオフライン編集をお試しください。
オフライン利用に必要な ArcGIS Online 側の設定や、Collector for ArcGIS の操作方法などについてはスタートアップ ガイドをご参照ください。
またオフライン環境でのデータ要件等は動作環境をご確認ください。
Esri 社(米国)Web サイト:
・Collector for ArcGIS
ESRI ジャパン Web サイト:
・ArcGIS Online