Web AppBuilder for ArcGIS(Developer Edition)バージョン 2.1 をリリースしました!

Web AppBuilder for ArcGIS(Developer Edition)の最新バージョン 2.1 をリリースしました。今回のバージョンアップでは、選択ウィジェットやデータ追加ウィジェットなどの新しいウィジェットが追加されるなど、6 月に行われた ArcGIS Online 版の Web AppBuilder for ArcGIS のアップデートと同様の機能追加・向上が行われています。以下では、本バージョンにおける新機能、機能拡張の一部をご紹介します。

選択ウィジェット

選択されたフィーチャに対していくつかの操作を行うことができる選択ウィジェットが新しく追加されました。実行可能な操作は以下の通りです。

  • ズーム
  • 画面移動
  • フラッシュ
  • 統計情報
  • レイヤーの作成
  • 属性テーブルの表示
  • エクスポート(CSV、フィーチャ コレクション、GeoJSON)

また、BaseFeatureAction クラスを拡張することで、選択したフィーチャを操作するウィジェットを独自に作成することもできます。

選択

データ追加ウィジェット

データ追加ウィジェットが新しく追加されました。データ追加ウィジェットは ArcGIS Online にあるサービスを検索したり、ArcGIS Server Web サービスや KML、CSV などのファイルの URL を入力したりして、マップにレイヤーを追加することができます。これにより、アプリ上でユーザーが表示したいレイヤーを自由に追加・削除することが可能になりました。

データ追加

クエリ ウィジェット:空間リレーションシップの追加

設定したレイヤーに対するフィーチャの検索機能を提供するクエリ ウィジェットに空間リレーションシップを設定できるオプションが追加されました。インターセクトや交差、含まれるなど、指定したレイヤー内のフィーチャとの空間リレーションシップが選択でき、より高度なクエリを実行することが可能になります。

クエリ

その他の機能拡張/仕様変更

  • フィルター ウィジェットの追加:フィルター ウィジェットは設定した条件式をもとにフィーチャをフィルタリングするウィジェットです。
  • レイヤーリスト ウィジェットの機能拡張:マップに追加されているレイヤーを一覧表示するレイヤーリスト ウィジェットに、リストに表示するレイヤーを選択できるオプションが追加されました。

その他の更新情報や新機能については、ArcGIS for Developers の Web AppBuilder for ArcGIS (Developer Edition) 新機能(英語ページ)をご参照ください。

■関連リンク
ESRIジャパン Web サイト:
Web AppBuilder for ArcGIS (Developer Edition)

Esri 社(米国)Web サイト:
Web AppBuilder for ArcGIS (Developer Edition)

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