前回の記事では、ラスタと Web について変換ツールをご紹介しましたが、今回はベクトル編です(下記表の中段)。
国土地理院から発行されている基盤地図情報と数値地図(国土基本情報)、数値地図(国土基本情報 20 万)はジオプロセシング ツールから変換することができます。 ArcGIS for Desktop の国内対応パックをインストールすることで誰でも使用できるツールです。
ArcGIS 10.2.2 では [基盤地図情報 (GML) のインポート (Import FGD(GML))] ツールで変換できます。 ArcGIS 10.3 では [国土地理院] ツールセットの [基盤地図情報 (GML) のインポート (Import FGD(GML))] ツールと [数値地図(国土基本情報) (GML) のインポート (Import KG(GML))] ツールに分かれました。それぞれのツールで変換してください。そのほかの ArcGIS 10.3 のツールに関する変更は「ArcGIS 10.3 for Desktop 対応の国内データ変換ツールについて」をご参照ください。
ArcGIS for Desktop で提供している国内データ変換ツールをフォーマットごとにまとめた一覧表は、以下からダウンロードしてご参照ください。
ArcGIS 10.3 for Desktop 国内データ変換ツール一覧
ArcGIS 10.2.2 for Desktop 国内データ変換ツール一覧