CityEngine の街並みを今すぐ公開! シーン レイヤー パッケージを作成してみよう!
前回の記事では、CityEngine 2016.0 の新機能を使用して、街をダウンロードして構築しました。今回は、構築した街並み(シーン)を Web 上に公開する方法をご紹介します。
CityEngine 2016.0 では新しくシーン レイヤー パッケージ(SPK) を作成できる機能が追加されています。
1. CityEngine で公開したいシーンを開きます。今回は、前回のブログで作成したシーンに飛行機の 3D モデルを追加しています。
2. [Selection Tool] を使用して公開する範囲を選択します(広い範囲だとファイル容量が大きくなり、SPK ファイルを作成する時間がかかりますのでご注意ください)。
3. [File] メニュー → [Export Model…] をクリックします。
4. エクスポートする形式として「Esri Scene Layer Package」を選択します。
5. ファイルの保存場所を任意の場所に設定し、地理座標系の場合は Global、投影座標系の場合は Local を選択します。
6. ウィザードに従ってエクスポートします。
7. ArcGIS Online を起動し、組織向けアカウントでサイン インします。
8. [マイコンテンツ] に移動し、[ファイルの追加] をクリックして、保存した SPK ファイルを指定してアップロードします。
9. アップロードが完了すると自動的にシーンが作成されますので起動します。
前回の羽田空港の建物に飛行機の 3D モデルを追加した後、SPK として Web に公開したシーンが以下です。
(クリックすると Web シーンが起動します)
Esri CityEngine をご利用のユーザーの方は、日本語チュートリアル ガイドや、FAQ、Q&A サービスがご利用いただけます(保守有効の方向け)。
https://www.esrij.com/support/esri/
■関連
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