いつも ArcGISブログをご愛読いただき誠にありがとうございます。本日が ArcGISブログの 2016 年最後の記事です。
今年もリリース記事や Tips 情報など ArcGIS に関するさまざま情報を提供してきました。
1 年を振り返ってみると、今年は多くの新製品が登場したような気がします。
たとえば、3D 対応の無償ビューアー「ArcGIS Earth」、フォーム入力型の現地調査アプリ「Survey123 for ArcGIS」、ドローンで取得した画像から GIS データを生成することができる「Drone2Map for ArcGIS」など、目的に応じたさまざま軽量アプリをリリースしました。また、ArcGIS で特定の業務をすぐに開始できる「ArcGIS Solutions」をリリースしました。ArcGIS Solutions では自治体や建設コンサルタント業務ですぐに利用できる各種ソリューション テンプレート(マップ、アプリ、ツール)を提供していますのでご活用ください。。
もちろん ArcGIS のコア製品である ArcGIS for Desktop、ArcGIS for Server、ArcGIS Engine、EDN も進化を遂げ、6 月にバージョン 10.4 を、さらに 9 月には 10.4.1 をリリースしました。それに伴い、ArcGIS Pro もバージョン 1.2、1.3 をリリースし、着実に機能強化が図られています。
ところで、この ArcGISブログもデザインが大幅に変わったことは長年の読者の方は気づいたことと思います。基本的な機能や操作性は踏襲しつつ、スマートフォンでも見やすいようにレスポンシブデザインに対応したり、Twitter にすぐにアクセスできるように部品を追加したりするなど、いつでもどこでも気軽に読めるような工夫をしました。
さて、2017 年は ArcGIS が一つの転換期を迎えます。先日米国ではリリースされましたが、来年春に国内リリース予定の ArcGIS 10.5 は、ビッグデータやリアルタイム データを活用できる GIS プラットフォームとして進化を遂げます。またすでに ArcGIS Online や Portal for ArcGIS といった Web GIS 製品群では採用されているユーザーごとのサブスクリプション モデルが主流になり、いつでもどこでも ArcGIS を活用できる環境が整ってきます。
これらの詳細については本ブログで定期的に情報発信していきます。
それでは来年もどうぞ ArcGISブログをよろしくお願いします。よいお年をお迎えください。