今日は 29 日です。29 日と言えば、多くの人が「肉」を思い浮かべるのではないでしょうか。
本日は、ArcGIS Stat Suite の推計消費額とスターターパックの基本統計を使用して、肉好きな地域を探ってみたいと思います。
一世帯あたりの肉類消費額
推計消費額と基本統計を結合し、一世帯あたりの肉類消費額を市区町村ごとにマップに表示しました。
一人あたりの肉類消費額
一人あたりに換算すると、このように変化します。
食費合計に対する肉類消費額
今度は、食費合計に対する肉類消費額の割合です。西日本で割合が高いようです。結果は肉類消費額を食費合計で割った値なので、凡例に 100 を掛けると肉類は 7~11% を占めていることがわかります。
肉類消費額 VS 魚類消費額
最後は肉類消費額と魚類消費額を比べてみました。肉類消費額を魚類消費額で割りましたので、数字が大きいほど (画像では赤いほど) 肉類消費額のほうが高いということになります。この結果を見ると、西日本は肉好き、東日本は魚好きとわかりますが、注目すべきは山形県でしょうか。海に面している県ではありますが、米沢牛や芋煮も有名ですし、魚よりも肉のほうが好まれているようです。
なお、肉と魚の比較のような表現の場合、ArcGIS Online を使用すると、関連性という描画スタイルを利用でき、2 つの属性値の関係を視覚化できます。
皆さんは肉と魚どちらが好みでしょうか。ご自身がお住まいの地域ではどのような結果になっていましたか?推計消費額は都道府県/市区町村/町丁・字等別にご用意していますので、地域の傾向を検索することが可能です。