Business Analyst Web and Mobile Apps 8.3 バージョン アップのお知らせ

プロジェクト内のレイヤーをホスト フィーチャ レイヤーとしてエクスポート

2020 年 9 月 30 日、手軽にエリアマーケティングや人口統計解析ができるアプリ ArcGIS Business Analyst Web and Mobile Apps の最新バージョン 8.3 がリリースされました。

今回のバージョン アップでの更新内容をご紹介します。

Business Analyst Web App

より Web マップの作成が簡単に!プロジェクト内のレイヤーを新しいホスト フィーチャ レイヤーとしてエクスポート

作成したサイト (商圏) やカラー コード マップ (主題図) などのプロジェクト内のレイヤーを Web マップとして共有する際に、共有したいレイヤーだけをエクスポートし、ArcGIS Online のマイ コンテンツからすぐに共有できます。従来に比べ、必要なレイヤーだけを使用した Web マップの作成や組織内・パブリックへの共有が手軽になりました。

プロジェクト内のレイヤーをホスト フィーチャ レイヤーとしてエクスポート

データのアップデート

Business Analyst Web and Mobile Apps では国内だけでなく海外のデータを使って商圏分析エリアマーケティングを行うことができます。なんと世界 135 以上の国と地域のデータが利用可能です!

今回のバージョンアップでは以下のデータが更新されました。

  • アメリカのビジネス、ショッピング センター、交通位置データの更新
  • カナダ (Environics 社)・ドイツ (Nexiga 社) の統計データの更新

カナダのインフォグラフィックス

カナダのインフォグラフィックス

ドイツのインフォグラフィックス

ドイツのインフォグラフィックス

アメリカでは、SafeGraph 社の目標物検索データが利用可能に

アメリカでは、SafeGraph 社の POI データを選択して「目標物および施設の検索」ができます。店舗のブランド名や電話番号、道路名などが格納されているのが特長です。詳細は Esri ヘルプページ「Business Data」 (英語表記) をご覧ください。

日本のデータが使えるガイド ツアーが増えました

ガイド ツアーは、表示されるポップアップ ガイドに従いながらアプリケーションの操作方法を学ぶことができる機能です。これまで一部のツアーでは、米国の Living Atlas レイヤーを使用していましたが、このたび、使用するデータを初期設定から変更することができるようになりました。日本国内のデータを利用して操作方法を学ぶことができます。

  • ArcGIS Living Atlas から Web マップ レイヤーを追加
  • レポートおよび解析で使用するカスタム データの設定

ガイド ツアーについては 【初心者でも手軽に解析】Business Analyst Web App を使ってみよう①ガイド ツアー で詳しくご紹介しています。

Business Analyst Mobile App

モバイル端末でも Web App と同じインフォグラフィックスが表示可能に!

設定に [インフォグラフィックス全体を表示] オプションが追加されました。
※2020/10/7 現在、新しいバージョンは Android 版のみリリースされています。

モバイルインフォグラフィックス

その他の新機能や詳細につきましては、今後ドキュメント ページの新機能に掲載される予定です。

商圏解析やエリアマーケティングに新しい Business Analyst Web and Mobile Apps をお役立てください!

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