2020 年 12 月 9 日 10:00 ~ 17:00 頃、ArcGIS Online のアップデートが予定されています。今回のアップデートでは、HTTPS 通信強制化、Internet Explorer 11 と Microsoft Edge レガシのサポート終了、組織のアプリへのアクセス管理、データ ストアの利用状況を監視するための新しいチャートの追加など、セキュリティ ポリシーと管理機能を向上させる新機能と機能強化が行われる予定です。
HTTPS 通信強制化
ArcGIS Online での HTTPS 通信強制化が実施されます。これにより、すべてのデータが暗号化され、機密性が向上し、機密性の高いデータの安全性が確保されます。この変更への対応方法や影響の詳細については「ArcGIS プラットフォームの HTTPS 通信強制化に関する重要なお知らせ」をご参照ください。
Internet Explorer 11と Microsoft Edge レガシのサポート終了
Microsoft による Internet Explorer 11 と Edge レガシのサポート終了に伴い、ArcGIS Online でも Internet Explorer 11 と Edge レガシがサポート対象外となります。今回の ArcGIS Online のアップデート以降、お客様は Internet Explorer 11 または Microsoft Edge レガシに関連する問題のサポートを受けることができなくなります。パフォーマンスの問題を回避するために、最新バージョンの Google Chrome、Mozilla Firefox、Apple Safari、または Microsoft Edge の使用をお勧めします。詳細については「Internet Explorer 11 および Edge レガシのサポート終了について」をご参照ください。
組織のアプリへのアクセス管理
組織のメンバーが使用できるアプリをより制御できるようにするために、組織の管理者は、Esri のデフォルトのアプリケーションへのアクセスをブロックできるようになります。すべてのユーザー タイプで使用可能な、設定や権限によって制御できないアプリをブロックすることができます。
また、構成可能なアプリのうち、デフォルトでギャラリーから削除されるものがありますので、以下のブログ記事も併せてご確認ください。
ArcGIS Online の構成可能なアプリに関するお知らせ – 2020年12月に開発終了バージョン サポート フェーズに移行する予定のアプリ
フィーチャ データ ストアの使用チャート
組織の管理者が [組織] タブから確認できるチャートに、ホスト フィーチャ レイヤー データを格納する、フィーチャ データ ストアの使用量が追加されます。
その他の新機能は、バージョンアップ後に本ブログでご紹介します。
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