2021 年 12 月 23 日に、商圏分析・エリアマーケティング特化型 GIS アプリケーション ArcGIS Business Analyst Desktop (以下「BA Desktop」) でご利用いただけるデータセットの最新版「ArcGIS Business Analyst 2022 年版データ」をリリースしました。
この記事では、本データセットの主な更新点をご紹介します。
目次
インストールの効率化
データセットの提供方法の変更
昨年まで、データセットは USB メディアでお届けしていましたが、今年度から提供方法をダウンロード方式に変更いたしました。これにより、最新のデータセットをより早く提供できるようになりました。
データ容量の軽量化
これまでオフライン背景地図としてデータセットに搭載してきた「公共地図」および「広域地図」について、今年度から個別にダウンロードすることができるようになりました。これにより、本データセットの容量が削減され、インストールにかかる時間が短縮されました。スタートアップ ガイドに記載された手順に沿ってダウンロードすることで、これまでと同様に背景地図を利用できます。
統計データの更新
平成 27 年国勢調査メッシュの更新
新たに、人口移動集計および就業状況等基本集計に関する事項に関連する変数を追加しました。
平成 26 年商業統計メッシュの更新
より高精度な集計のために、区画レベル別に提供する統計項目を見直しました。
年間販売額・売場面積に関する統計変数は、500m メッシュでは秘匿の影響を強く受けるため、今年度から 1km、10km メッシュのみに搭載しています。
令和 2 年度国勢調査 速報値 / 令和元年経済センサス 基礎調査の追加
令和 2 年度国勢調査 速報値および令和元年経済センサス 基礎調査に関するデータを追加しました。都道府県および市区町村のデータをご利用いただけます。
上記更新点の詳細やその他の更新点については、ArcGIS Business Analyst Desktop 新着情報をご覧ください。
より実践的なエリアマーケティング分析に、ぜひ ArcGIS Business Analystをご活用ください。