ArcGIS Earth バージョン 1.15 新機能のご紹介

本日は 3D 対応 GIS フリー ビューアーである ArcGIS Earth の最新バージョン 1.15 をご紹介します。本製品は日本では未サポートですが、誰でも無料でインストールして日本語モードを利用することができ、操作もシンプルで使いやすい製品です。
そんな ArcGIS Earth バージョン 1.15 で追加された新機能や改善機能をご紹介します!

属性テーブルの表示

ArcGIS Earth で属性テーブルが表示できるようになりました。シェープファイル、テキスト ファイル (.txt) またはカンマ区切り値テキスト ファイル (.csv)、GeoJSON、フィーチャ サービスといった形式のデータに対応しています。属性テーブルではデータの並べ替え、選択、およびエクスポートが可能です。

ナビゲーター

[設定] の [ナビゲーション] タブで「ナビゲーター コントロールの有効化」にチェックを入れると、ナビゲーターが有効になり、ビューの右下に表示されます。有効になると北コンパスとホーム ボタンもナビゲーターに統合され、より柔軟な操作ができるようになります。

3D ラベリング

フィーチャの属性からラベルを表示できるようになりました。ラベルのスタイルと位置を簡単にカスタマイズできます。ラベルの表示が可能なデータ形式は、シェープファイル、テキスト ファイル (.txt) またはカンマ区切り値テキスト ファイル (.csv)、GeoJSON、フィーチャ サービスです。

KML レイヤーの一括編集

同じジオメトリ タイプの複数の KML レイヤーをまとめて編集できるようになりました。その際、Ctrl キーまたは Shift キーを押しながらレイヤーをクリックすることで、複数の KML レイヤーを選択できます。フォルダに保存されているすべてのレイヤーを一括編集することも可能です。

ほかにもベクター タイル レイヤーのサポート開始や、モザイク データセットの画像の表示順序を変更する設定が追加され、改善機能として ArcGIS Earth Automation API の自動起動設定などもございます。その他の新機能や詳細についてはヘルプの新機能ページをご参照ください。

使ってみたい方は ArcGIS Earth サイト (米国 Esri 社のサイト) の「ArcGIS Earth のダウンロード」から、インストーラーをダウンロードし、インストールしてください。すでに ArcGIS Earth 1.14 をインストールしている方は、一度アンインストールしてから 1.15 をインストールしてください。

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