2022 年 8 月 8 日 (月) に、商圏分析・エリアマーケティング特化型 GIS ソリューションである ArcGIS Business Analyst で利用可能な「ArcGIS Business Analyst 用 2020 年国勢調査 先行リリース版」(以下「本データ」) の提供を開始しました。
本データを使用することで、令和 2 年 (2020 年) 国勢調査の統計変数を ArcGIS Business Analyst 上で利用いただけます。利用にあたって必要な申し込みやセットアップについては、新着ニュースをご覧ください。
本ブログでは、本データを用いることで利用できる変数や、どのようなツールで利用可能なのかをご紹介します。
目次
利用できるアプリケーションは?
本データは、2022 年 8 月 8 日時点で以下のいずれかの製品の保守有効ユーザー様がご利用いただけます。
- ArcGIS Business Analyst Web and Mobile Apps (以下「BA Web」)
- ArcGIS Business Analyst Pro (以下「BA Pro」)
どのようなツールで利用できる?
本データを利用できるツールの一例をご紹介します。ツール名の横のカッコ内には利用可能なアプリケーションを記しています。
カラーコード マップ/レイヤー (BA Web・BA Pro)
任意の変数の数値情報を元に色分けした標準区画 (市区町村など) ポリゴンを作成することができます。
スマート マップ サーチ (BA Web)
複数の統計変数 (最大 5 つ) の数値の範囲を指定することで、その条件に合致するエリアのみを絞り込むことができます。
レイヤーへの情報付加 (BA Web・BA Pro)
商圏などの任意のポリゴン内の統計変数を集計することができます。
インフォグラフィックスの表示 (BA Web・BA Pro)
2020 年国勢調査データを利用したサンプル インフォグラフィックスを利用して、任意の地点から商圏レポートを作成することができます。インフォグラフィックス テンプレートの使用方法については、テンプレート利用申し込みページの使用方法をご覧ください。
利用可能な統計変数は?
令和 2 年 (2020年) 国勢調査のデータのうち、人口編・移動人口編に含まれる、以下の変数を利用いただけます。
- 人口 (総数、5 歳階級別、年齢 3 区分別、婚姻関係別、居住期間別、居住地別)
- 世帯 (総数、家族構成別、在住年代別、世帯人員別)
- 住宅 (住宅の種類別、住宅の建て方別)
搭載項目の詳細は、ESRIジャパン データコンテンツ ArcGIS Stat Suite「令和 2 年国勢調査 町丁・字等 全指標」と同じ項目になるため、収録指標一覧をご参照ください。
最新の国勢調査データを、ぜひ貴社の意思決定にご活用ください。