マップ ベースの多機能現地調査アプリ ArcGIS Field Maps が、米国時間 2022 年 11 月 9 日にアップデートされました。本記事では追加された主な新機能をご紹介します。
Web アプリ
ポリラインとポイントからジオフェンスを作成
6 月にリリースされたジオフェンスの機能が強化されました。ジオフェンスとはレイヤーがソースのバッファで、出入りすることで通知や警告などのアクションを起こす空間のことです。ジオフェンスを利用すれば、現場作業員が危険なエリアに入った際に警告するといったことが可能です。
今回のアップデートでは、ポリラインおよびポイント フィーチャにバッファーを設定することで、ジオフェンスを定義できるようになりました。
ジオフェンスのフィルタリング
フィーチャの属性に基づいてジオフェンスをフィルタリングできるようになりました。より高度な構成のジオフェンスを設定可能になり、現場作業員へより具体的な条件下での通知が可能になりました。
マップの作成
Web アプリ上からデータ収集用のマップとレイヤーを作成できるようになりました。この新機能によってマップの作成、フォームの作成、現場作業員との共有といった一連の業務を Field Maps Web アプリ上ですべて行うことができるようになりました。
モバイル
ポップアップ
Map Viewer で作成されたポップ アップの構成が適用可能になりました。ポップアップを適用することで、現場作業員がマップ上のフィーチャに関する情報を直感的に把握しやすくなります。
オンライン版マップへのアクセス
オフライン エリアがあるマップで、オンライン マップを開くオプションが追加されました。 オンライン状態であれば [オンライン マップ] にあるマップ カードをタップすることで、オフライン エリア外のマップも確認することができます。
2022 年 11 月のアップデートでは、他にもさまざまな新機能が追加されました。その他の新機能についてはヘルプ (英語) をご参照ください。