ArcGIS Desktop 10 編集時のスナップ機能の制御

01ArcGIS Desktop 10 では、編集時にデフォルトでスナップ機能が有効になっており、より簡単に高精度なデータを作成することができます。
しかし、時として、この「スナップ」が必要でない場合があります。たとえば、ラインを建物間際に引きたい際に、近くの建物にスナップしてしまう場合などがあるかと思います。
今回は、この「スナップ機能」を制御する方法をご紹介します。


1.常にスナップ機能を無効化する場合

スナップ機能を無効化するには、[エディタ] ツールバーから [スナップ] → [スナップ ツールバー] をクリックします。
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[スナップ] ツールバーにある [スナップ] をクリックして、[スナップの使用] をクリックします。
デフォルトでは、この機能にチェックがオンになっていますので、クリックしてチェックをオフにします。
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※再度、スナップ機能を有効化したい場合は、もう一度 [スナップの使用] をクリックして、チェックをオンにします。

2.一時的にスナップを無効化する場合

編集セッション中に一時的にスナップ機能を無効化したい場合は、キーボードの Space キーを押しながら作図すると、無効化されます。

このように、ArcGIS 10 では、スナップ機能を制御しながら効率よくデータ作成を進めることが可能です。

■関連リンク
ArcGIS Desktop 10 の編集環境を 9.x バージョンのクラシック モードに設定する

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