ArcGIS API for JavaScript の最新バージョン 3.0 をリリースしました。
3.0 へのバージョンアップでは、新機能に加えて、いくつかの変更点や ArcGIS Server 10 の次期バージョンである ArcGIS 10.1 for Server の新機能への対応などが含まれています。
■バージョン 3.0 の新機能
Gauge ウィジェット
Gauge ウィジェットを使用すると、フィーチャレイヤの属性データをダッシュボードのような半円型のゲージ(計器)によるインタフェースで表示することができます。また、計数表示の色や数値、キャプションなどのゲージの表示形式を設定することができます。
■バージョン 3.0 での変更点
Dojo 1.7 への移行
ArcGIS API for JavaScript で使用される Dojo のバージョンが 1.7 へと移行されました。Dojo はバージョン 1.7 より、AMD (Asynchronous Module Definition) というローダー及び API が採用されたことにより、バージョン 2.x で作成した Web マッピング アプリケーションをバージョン 3.x に移行する際に、コードの修正が必要な可能性があります。詳細は ArcGIS for Developers「Migrating to 3.0」 または ArcGIS API for JavaScript バージョン 3.x への移行をご参照ください(Esri 製品サポート サイトへのログインが必要です)。
■ArcGIS 10.1 対応
バージョン 3.0 では、ArcGIS 10.1 for Server の新機能を利用するためのクラスが用意されています。詳細は ArcGIS for Developers「What’s new in Version 3.0」 をご参照ください。
※これらのクラスは、ArcGIS 10.1 for Server リリース後のサポートとなります。
■関連リンク
ESRIジャパン Web サイト
・ArcGIS API for JavaScript
Esri 社(米国)Web サイト
・ArcGIS API for JavaScript
Dojo Toolkit Web サイト
・Dojo Toolkit