5 月 10 日、ArcGIS の最新バージョン「ArcGIS 10.5」をリリースしました。
本バージョンから製品名称の変更があり、「ArcGIS for Desktop」は「ArcGIS Desktop」に、「ArcGIS for Server」は「ArcGIS Enterprise」に変更されました。また、ArcGIS Desktop の最新アプリケーション ArcGIS Pro の最新バージョン「ArcGIS Pro 1.4」も同時リリースしています。
ArcGIS 10.5(および ArcGIS Pro 1.4)では、さまざまな機能が強化されていますが、代表的な新機能をご紹介します。
進化したエンタープライズ GIS「ArcGIS Enterprise」
エンタープライズ GIS 製品「ArcGIS Enterprise」では、近年注目されるリアルタイム データやビッグデータに対応した機能が大幅に向上し、さまざまな位置情報を用いた分析によって情報をわかりやすく可視化し、より迅速な状況把握、意思決定に活用できるようになりました。また、複数のポータル サイト間での情報共有に対応し、異なる組織間における地理情報の共同利用や連携が容易にできるようになりました。
詳細は ArcGIS Enterprise 新機能ページをご参照ください。
プロフェッショナル向け GIS 機能が充実「ArcGIS Pro 1.4」
バージョンアップごとに多くの機能が強化されてきた「ArcGIS Pro」ですが、バージョン 1.4 では、衛星画像、航空写真、ドローンなどで撮影された画像から点群データ、標高データ、オルソモザイク画像などを生成できるようになりました。さらに点群データを 3D マップとして Web に共有し、多くのユーザーで活用することができます。
詳細は ArcGIS Pro 新機能ページをご参照ください。
5 月 17・18 日開催予定の第13回 GISコミュニティフォーラム(参加無料・事前登録制)では、上記製品の展示のほか各種セッションで ArcGIS の最新情報や技術情報、ユーザー事例を豊富にご紹介します。是非ご来場ください。
各製品の新機能の詳細は以下をご参照ください。
■ArcGIS Enterprise 関連
・ArcGIS Server 10.5 の新機能・Portal for ArcGIS 10.5 の新機能
■ArcGIS Desktop 関連
・ArcMap 10.5 の新機能
・ArcGIS Pro 1.4 の新機能