フォーム入力型の現地調査を行うためのアプリ、Survey123 for ArcGIS が 5 月 25 日に 2.8 へバージョン アップしました。今回のバージョン アップで追加された Survey123 Web サイトの主な新機能を本ブログでご紹介します。
・[単一の選択肢グリッド] の質問の追加
Survey123 Web デザイナーで作成できる質問タイプに [単一の選択肢グリッド] が追加されました。類似の調査項目に対して同一の選択肢を設定したい場合に便利です。
※Survey123 フィールド アプリでの利用は現在サポートされていません。
・[ジオポイント] の質問作成時の住所検索機能の追加
[ジオポイント] の質問の設定画面で、初期表示範囲の中心地点を住所で指定できる機能が追加されました。住所を検索するとその住所が中心となり、かつ地図の表示範囲もズームするのでマップの初期表示範囲を簡単に設定できるようになりました。
・調査結果送信後の画面のカスタマイズをサポート
ブラウザーで調査結果を送信した後に表示される画面を HTML タグで編集できるようになり、送信後のメッセージを柔軟に構成することが可能になりました。
・調査結果入力/閲覧の短縮 URL リンクを自動作成
調査結果を入力/閲覧するための URL が短縮 URL で自動作成され、URL の直接入力がしやすくなりました。
・[解析] タブでの添付画像のギャラリー表示をサポート
[解析] タブで、添付画像のギャラリー表示がサポートされるようになりました。ある調査に対して添付されている画像の一覧を確認することができます。
・Survey123 Web サイト上から Survey123 Connect で開く機能の追加
Survey123 Connect で作成した調査票に関して、Survey123 Web サイトから Survey123 Connect を起動し、調査票をダウンロードすることができるようになりました。
・調査結果を最新の調査日時順に表示
[データ] タブに表示されるテーブルのレコードは、調査結果送信日時の降順で自動的に表示されるようになりました。一番上のレコードが最も最近追加されたものです。
調査中だけでなく、準備段階から調査後も役立つ機能が追加された Survey123 を今後もぜひご活用ください。
■関連リンク
・Survey123 製品ページ
・Survey123 for ArcGIS ヘルプ
・ArcGIS Online 製品ページ