調査票形式の現地調査アプリである、Survey123 for ArcGIS が 12 月 6 日に Ver. 3.7 へバージョン アップしました。主な新機能を本ブログでご紹介します。
Survey123 Connect & フィールド アプリ
受信トレイの強化
Survey123 フィールド アプリで既存の GIS データを更新するための [受信トレイ] 機能のパフォーマンスが向上しました。デバイスに調査レコードをダウンロードするスピードが向上、メモリ消費の削減、数千の調査レコードにも対応しました。
※[設定] → [字幕] → [日本語] を選択していただくと、日本語の字幕が表示されます。
詳細は「既存の調査データの編集の準備」をご覧ください。
数値入力の強化
・数値を入力するときに appearance 列に calculator や numbers を指定すると、専用の計算機のみが表示され、より高速なデータ入力が可能になりました。
例:
・数値を入力するときに appearance 列に thousands-sep を指定すると、[下書き]、[受信トレイ]、[送信箱]、[送信済み] ボックスから調査票を開いたときに、 3 桁区切りでカンマを表示できるようになりました。(※手動での入力時には表示されません)
例:
調査票のバージョンの表示
Survey123 Connect の [Settings] タブの [version] に記載すると、調査票の情報ページに調査票のバージョン情報を表示できるようになりました。調査票をバージョンアップして利用するときに便利な機能です。
今回のバージョンでは、新機能の追加以外にも多数の不具合修正が含まれています。詳細は、Survey123 ヘルプをご参照ください。