変換ツール (国内データ) for ArcGIS Pro の JGD2024 対応について (ArcGIS Pro 3.6 対応バージョン)-利用イメージ付き-

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変換ツール (国内データ) for ArcGIS Pro は日本国内で使用されているデータを変換して ArcGIS Pro にインポートできるアドイン ツールです。本記事では、主に ArcGIS Pro 3.6 対応バージョンの国内データ変換ツールの JGD2024 対応についてご紹介します。

本記事は、2025 年 12 月、ArcGIS Pro 3.6 時点の情報をもとに作成しています。

変換ツールの入手とインストール方法

アドイン ツールは ArcGIS リソース集から入手することができます。また、インストール方法もリソース集を参照してください。

インストールが完了し、ArcGIS Pro を起動すると上部に [国内データ] タブが追加され、ツールにアクセスできるようになります。

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変換ツール (ArcGIS Pro 3.6 対応) の JGD2024 対応と利用イメージ

ArcGIS Pro 3.5 以前の国内データ変換ツールは JGD2024 のデータのインポートに対応していないため、JGD2024 の座標系を持つデータを使用する場合は、ArcGIS Pro 3.6 以降の国内データ変換ツールを利用してください。

国土地理院ツール

国土地理院が提供する「基盤地図情報 (基本項目・数値標高モデル)」と「数値地図 (国土基本情報)」をファイル ジオデータベースに変換し、インポートできるアドイン ツールです。

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基盤地図情報や数値地図では、2025 年 7 月より、標高成果の改定が行われたデータが提供され始めました。ArcGIS Pro 3.6 では、これらのデータの対応を行いました。JGD2024 として定義されている GML データにおいては、JGD2024 が定義され、ファイル ジオデータベースへ変換されます。

基盤地図情報のインポートおよび数値地図 (国土基本情報) のインポートにおける出力ファイルは測地系の設定が可能ですが、地理座標変換は行っていません。必ず入力ファイルと同じ測地系を選択してツールを実行してください。

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基盤地図情報 (基本項目) のインポート イメージ
出典・加工: 国土地理院基盤地図情報 (基本項目) を加工して使用
基盤地図情報ダウンロードサービス
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基盤地図情報 (数値標高モデル) のインポート イメージ
出典・加工: 国土地理院基盤地図情報 (数値標高モデル) を加工して使用
基盤地図情報ダウンロードサービス

レイヤー プロパティで JGD2024 が適用されていることが確認できます。

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レイヤー プロパティで座標系を確認

DM ツール

国土地理院の公共測量図式に準じた「DM データ」の文字コードや座標を確認し、ファイル ジオデータベースに変換、インポートできるアドイン ツールです。また、シンボルを適用してマップに追加することができます。

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公共測量においても測地成果2024 への移行の対応が順次行われています。ArcGIS Pro 3.6 においては、DM データを変換する際、出力データの測地系を JGD2024 として定義できるようになりました。

測地系が未指定の場合は、DM データ内の測地成果識別コードより推測される座標系が自動入力されます。測地系を指定する場合は入力ファイルと同じ測地系を選択してツールを実行してください。入力データと異なる測地系を選択しても地理座標変換は行われません。

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[DM → ジオデータベース] ツールを実行して、ファイル ジオデータベースに変換後、[シンボルを適用してマップに追加] ツールを実行すると、シンボルが付いたデータがマップに追加されます。

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DM データをインポートし、シンボルを適用したイメージ

レイヤー プロパティで JGD2024 が適用されていることが確認できます。

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レイヤー プロパティで座標系を確認

法務省ツール

「法務省地図 XML ファイル」のバージョン、地図名、市区町村コード、座標系を確認し、ファイル ジオデータベースに変換、インポートできるツールです。

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2025 年 12 月時点では 法務省地図 XML ファイルの仕様は JGD2024 が定義されていないため、本ツールでも、選択肢に JGD2024 は設けていません。

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法務省地図 XML ファイルのインポート イメージ
出典・加工: 法務省登記所備付データ我孫子市を加工して使用
法務省登記所備付地図XMLデータ

おわりに

変換ツール (国内データ) for ArcGIS Pro は日本国内で使用されるデータを簡単に ArcGIS Pro で使用できるようにするツールです。

ArcGIS Pro 3.6 において JGD2024 に関連するパラメーターが追加されたことに伴い、ArcGIS Pro 3.6 対応バージョンの国内データ変換ツールでも、JGD2024 として提供されているデータを変換できるようになりました。一方、ArcGIS Pro 3.5 以前の対応バージョンの国内データ変換ツールは JGD2024 には未対応です。

変換ツール (国内データ) for ArcGIS Pro のインストールやセットアップについては ArcGIS リソース集をご覧ください。

※本記事は 2025 年 12 月 25 日 ArcGIS Pro 3.6 時点の情報に基づいて作成しています。

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