商圏分析・エリアマーケティング特化型 GIS ソリューション ArcGIS Business Analyst Pro (以下「BA Pro」) に付属するローカル データセットの更新版である「ArcGIS Business Analyst Pro 2026 年版データ」 (以下「本データ」) を 2026 年 4 月 17 日にリリースしました。ここでは、本データの更新内容をご紹介します。
昼間人口 2020 年の追加
従来、昼間人口データは 2015 年国勢調査をベースにしたものが最新でしたが、今回の更新で 2020 年国勢調査 移動人口および 2021 年経済センサスの従業員数をもとに ESRIジャパンにて独自に推計した 2020 年昼間人口データを追加しました。これにより、近年の都市開発を反映した、より実態に即したデータ活用が可能となります。
東京駅周辺における昼間人口の変化(左:2015年、右:2020年)
経済センサスの更新
日本中の事業所・企業を対象にした「経済活動の国勢調査」である経済センサスの年度を 2016 年版から 2021 年版へ更新しました。このデータを利用することで、事業所数やそこで働いている人の数 (従業者数) を把握できます。これにより、従来のデータでは把握が難しかった、公務部門を含めた事業所数や従業者数などを分析可能になりました。
東京都心部における公務事業者数
標準搭載インフォグラフィックスの拡充
以下のインフォグラフィックスを新たに標準搭載しました。統一感のあるテンプレートを利用できます。



(左)人口サマリー、(中)人口統計の概要、(右)消費行動プロファイル
各種データ更新
推計貯蓄別世帯数や推計消費額などのデータを最新版に更新するとともに、付属する道路ネットワークや住所ロケーターなどを最新版に更新しました。
カラー コード レイヤーの区画グループのサポート
カラーコード レイヤー実行時に、[区画グループ] が選択できるようになりました。必要な区画のみを抽出することができるため、パフォーマンスの向上に寄与しています。
おわりに
本データは、最新の統計データや住所データなどを反映するとともに、BA Pro の機能を最大限活用するための最適化を行っております。今後も、継続的な機能拡張やデータの拡充を通じて、皆様の業務に役立つソリューションを提供いたします。今後ともご期待ください。
