7月12日のブログにおいて、ArcGIS Web Mapping 2.0 が公開された記事をご紹介しました。
その時点では国内未サポートでしたが、9月1日に ArcGIS Web Mapping 2.0 を正式リリースし、弊社 Web ページからご利用いただけるようになりました。また国内サポート※も開始致しました。
※ ArcGIS Web Mappingの Q&A サポートをご希望の方は開発者サポートをご契約ください(保守サービスに ArcGIS Web Mappingの Q&A サポートは含まれておりません)。
■ArcGIS Web Mapping バージョン 2.0 の動作環境
バージョン 2.0 の各 API では、最新の開発フレームワークに対応しております。
ArcGIS API for Microsoft Silverlight は Silverlight 4、ArcGIS API for Flex は Adobe Flex 4、ArcGIS API for JavaScript は ベースとなっている Dojo(JavaScript ツールキット)のバージョン 1.4.2 に対応しております。各 API の詳細な動作環境については、下記ページをご参照ください。
・ArcGIS API for Microsoft Silverlight/WPF 動作環境 (※2018年3月14日更新: サポート終了に伴い、動作環境ページを削除しました)
・ArcGIS API for Flex 動作環境 (※2018年3月14日更新: サポート終了に伴い、動作環境ページを削除しました)
・ArcGIS JavaScript APIs 動作環境
■ArcGIS Web Mapping バージョン 2.0 の新機能
ArcGIS Web Mapping バージョン 2.0では 、Web ブラウザから対話的に属性情報や図形情報を編集するWeb 編集機能や時間の経過とともに変化するデータを時系列アニメーションのように表示する機能等が追加されております。また、アプリケーションに組み込み可能な UI部品群(ウィジェット)や Esri 社がホストするオンライン サンプルも多数追加されております。各 API の新機能詳細については、下記のページをご参照ください。
・ArcGIS API for Microsoft Silverlight/WPF 2.0 新機能
・ArcGIS API for Flex 2.0 新機能
・ArcGIS JavaScript APIs 2.0 新機能
■ArcGIS Web Mapping バージョン 2.0 のダウンロード
各 API のページからライブラリをダウンロードすることが可能です。また、各 API のページでは、バージョン 2.x およびバージョン 1.x を使用して Web マッピング アプリケーションを開発するための手順を紹介したスタートアップ ガイドや日本語化されたアプリケーション テンプレートなどをいくつか公開しております。
[バージョン 2.x スタートアップ ガイド]
・ArcGIS API for Microsoft Silverlight/WPF(Microsoft Visual Studio 2010 用)
・ArcGIS API for Microsoft Silverlight/WPF(Microsoft Expression Blend 4 用)
・ArcGIS API for JavaScript
※ ArcGIS API for Flex 用のスタートアップ ガイドの公開はもうしばらくお待ちください。
[バージョン 1.x スタートアップ ガイド]
・ArcGIS API for Microsoft Silverlight/WPF(Microsoft Visual Studio 2008 用)
・ArcGIS API for Microsoft Silverlight/WPF(Microsoft Expression Blend 3 用)
・ArcGIS API for Flex
・ArcGIS API for JavaScript
・ArcGIS Extension for the Google Maps API
・ArcGIS Extension for Bing Maps
■ArcGIS Web Mapping バージョン 1.x から 2.0 への移行
すでに以前のバージョンで開発されたアプリケーションがある場合、バージョン 2.0 のアプリケーションへ移行することが可能です。以下の情報をもとに、アプリケーションを変更して下さい。
・ArcGIS API for Flex アプリケーションの移行方法
・ArcGIS API for JavaScript アプリケーションの移行方法
本ブログでご紹介した内容以外にも、各 API 固有のダウンロード コンテンツや新機能などがございますので、ArcGIS Web Mapping バージョン 2.0 を是非ご利用ください。
■参考資料
ESRIジャパン Web サイト:
・ArcGIS Web Mapping
Esri 社 Web サイト:
・ArcGIS API for Microsoft Silverlight/WPF
・ArcGIS API for Flex
・ArcGIS API for JavaScript