毎日新聞に ArcGIS を活用した放射線測定事例が掲載されました


昨年、東日本を襲った未曾有の大震災からもうすぐ一年が経とうとしています。
被災地では現在も自治体を始めとする様々な機関、団体、プロジェクトによる復旧・支援活動が行われています。

その中で、福島県南相馬市に自治会による GIS、GPS 線量計、オフロード用バギーを活用した放射線測定が毎日新聞(2012年2月16日朝刊)に掲載されました。

福島原発事故:南相馬の自治会 民間の力で線量測定進化


福島県南相馬市は地震、津波、そして原発事故といった複合的な被害がもたらされた地域であり、市民の安全と街の復興のために放射線量の正確な測定及び情報提供が急務となっています。GIS を活用することで目には見えない放射能汚染の広がりを地図上に可視化することができ、誰もが同じ情報を共有・活用することができます。

南相馬市での移動測定
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今後は南相馬市を始め、全国規模で放射線のより詳細な測定や除染作業が行われていきますが、それら復興作業において GIS は大きな力を発揮します。少しでも早く被災地の復興が進むよう、社員一同引き続き支援を行っていきます。

関連リンク
ESRIジャパン復興支援活動:東日本大震災におけるGIS の利用
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