ArcGIS API for Silverlight の最新バージョン 3.1 の国内サポートを開始しました。
昨年、本ブログでもご紹介した通り、ArcGIS API for Silverlight は Visual Studio Magazine 誌(米国)が毎年行っている Readers Choice Awards の Mapping/GIS Components 部門において 3 年連続で表彰されている Web マッピング アプリケーションの開発ツール(API)です。
今回のバージョンアップにより、新しい開発環境のサポートや機能強化、不具合修正が行われています。
以下に主なものを抜粋してご紹介します。
■バージョン 3.1 主な新機能
新しい開発環境のサポート
バージョン 3.1 から開発環境として Visual Studio 2012 が追加されました。
CsvLayer クラスの追加
Web 上に公開されている、座標値が含まれた CSV ファイルを参照し、ポイントのグラフィックスを作成することができるようになりました。
アセンブリ(ライブラリ) バージョンの統一
開発ツールとしては、ArcGIS Web Mapping(JavaScript, Flex)と同様にバージョン 3.x という扱いですが、アセンブリ(ライブラリ)は共通的なテクノロジを有する ArcGIS Runtime SDK for WPF や ArcGIS Runtime SDK for Windows Phone と統一を図るため、バージョン 10.1.1 に変更されました。
■次期バージョンについて
本バージョンでは、Silverlight 4 および Silverlight 5 のアプリケーションがサポートされていますが、次期バージョン ArcGIS API 3.2 for Silverlight では、Silverlight 5 のみがサポートされることが予定されています。
■関連リンク
ESRIジャパン Web ページ
・ArcGIS API for Silverlight
Esri 社(米国) Web ページ
・ArcGIS API for Silverlight
ArcGIS ブログ
・Visual Studio Magazine 2012 の Readers Choice Awards を受賞しました!