以前、「Landsat 8 画像を使ってみよう!」という記事で、Landsat 8 画像をダウンロードし、ArcGIS for Desktop で利用する方法をご紹介しましたが、ArcGIS 10.2 では パッチを適用することで、ラスタ プロダクトとして、さらに簡単に Landsat 8 のデータを利用することができます。
ArcGIS 10.2 for (Desktop, Engine, Server) Landsat 8 Patch
※要サポートログイン
パッチを適用すると、ダウンロードしたフォルダの中に含まれている ●●●.txt というテキスト ファイルが [カタログ] ウィンドウ(または ArcCatalog)で見ると、衛星のアイコンで表示されます。さらに「+」をクリックして展開すると、「Multispectral(マルチバンド画像)」「Panchromatic(パンクロマティック画像)」「Pansharpen(パンシャープン画像)」「Thermal(熱赤外画像)」という 4 つのレイヤが表示されます。
あとは、それぞれ利用したいデータを追加するだけで利用できます。
このように、ArcGIS 10.2 ではコンポジット バンドやパンシャープンなどの前処理なしで、Landsat 8 画像を利用することができます。ぜひお試しください!
■関連リンク
・ArcGIS 10.2 for (Desktop, Engine, Server) Landsat 8 Patch(要サポートログイン)
・ArcGIS 10.2 for Desktop – ラスタ関連の新機能および改良点 –
・Landsat 8 画像を使ってみよう!
・ArcGIS 10.1 お勧め画像機能 その1-ラスタ プロダクト-