都市部の屋根は「食料・水・電力」を生み出す資源と成るか

都市部の屋根は、どのくらいの資源量を生む「畑」として活用できるのか。アメリカの NPO 法人が、レジリエントな社会構築の一環として、都市部の屋根(屋上含む)を活用した「食料」「水」「電力」生産のための手法論の構築を行いました。実際にオクラホマ州イーストレークを例に、食料、水、電力の生産に適した屋根を割り出し、生産できる資源量が計算されました。

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利用できる屋根の割り出しには、屋根の形状や素材、耐荷重、屋根へのアクセス、日当たりなど、複雑な相関関係の計算をはじめ、何の用途に適した屋根であるか可視化する必要がありました。そのため、まず、ArcGIS for Desktop を使い、屋根を資源として評価するためのインタラクティブな検索、分析、プランニング用のツールが構築されました。

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屋根を活用するための手法論構築の過程とイーストレークを例に行われた屋根で生産可能な資源量の推定結果は、「都市部の屋根は「食糧・水・電力」を生み出す資源と成るか」(NPO 法人 Bay Localize)をご覧ください。

■関連リンク
・事例:「太陽光マッピング ポータルサービスで予測発電量と削減コストを計算」(カリフォルニア州ロサンゼルス郡)
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