西之島の拡大、止まる? ~ [効果] ツールバーを使って変化を見る ~

2 年以上にわたり、噴火活動が活発化していた西之島。国土地理院によると、2015 年 12 月 9 日の計測による島の面積は約 2.71 平方キロメートル(参考値)であり、同年 7 月 28 日の計測値から約 0.03 平方キロメートル減少したようです。
今回は、ArcGIS for Desktop の [効果] ツールバーと「地理院地図対応ツール」を使って、簡単に西之島の形状変化を見る方法をご紹介します。

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西之島付近噴火活動 斜め写真(2015.12.9 撮影)
出典:国土地理院ホームページ(http://www.gsi.go.jp/gyoumu/gyoumu41000.html

「地理院地図対応ツール」は、国土地理院が公開している地理院タイルを ArcGIS for Desktop で背景地図として使用するために ESRIジャパンで作成した機能拡張ツールです。

ArcMap に [地理院地図対応ツール] を追加し、[防災関連 2] ウィンドウから「西之島付近噴火活動 正射画像」グループ レイヤーを追加します。ツールのブックマークで「西之島付近」を選択すると、西之島付近がマップ上に表示されます。

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次に、[カスタマイズ] メニュー → [ツールバー] から [効果] ツールバーを追加します。
コンテンツ ウィンドウで比較したい 2 レイヤーの表示をオンにし、上側に表示されているレイヤーを [効果レイヤー] ドロップダウンリストで選択します。[効果] ツールバーの [スワイプ] ボタンをクリック → ArcMap のマップ上をクリックしながらカーソルを上下または左右に移動すると、下のレイヤーを見ることができます。
また、コンテンツ ウィンドウで任意のレイヤーを選択し、[透過性の調整] ボタンをクリックすると、各レイヤーの透過性を調整することができるため、重なった画像から島の形状変化を確認することが可能です。

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上の画像は、島の左部を拡大しています。「2015年12月9日撮影」の画像は、「2015年7月28日撮影」の画像よりも浸食の影響を受けていることがわかります。

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地理院地図対応ツール

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■関連リンク
・国土地理院ホームページ「西之島の計測結果を公開します」(2016 年 1 月 8 日報道発表)

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