ArcGIS Online のマップ ビューアー上で好きなレイヤーを組み合わせて自分だけのベースマップを作成することができます。利用できるレイヤーの種類は、タイル レイヤー、ベクター タイル レイヤー、マップ サービスです。
それでは、Esri が提供する陰影起伏 (Terrain) レイヤーと国土地理院の土地利用図のタイル レイヤーを重ねて、より立体的に見える土地利用図のベースマップを構成してみましょう。
■組み合わせるレイヤーを追加
1. ArcGIS Online のマップ ビューアーで、[追加] → [Living Atlas レイヤーの参照] をクリックします。
2. 検索ボックスに「hillshade」と入力して陰影起伏レイヤーを検索し、[レイヤーをマップに追加] → [ベースマップとして] を選択します。
3. [閉じる] をクリックして、ダイアログを閉じます。
4. 「Terrain: Hillshade」レイヤーの名前を変更します。[コンテンツ] パネルで、 追加した「Terrain: Hillshade」レイヤーをクリックして展開し、[その他のオプション] → [名前の変更] をクリックします。
5. 「土地利用図+陰影起伏」と入力し、OK をクリックします。
6. 次に国土地理院が公開している土地利用図タイルをマップに追加します。追加手順は下記のブログ記事をお読みください。
ブログ記事:地理院タイルをマップに追加する
■追加したレイヤーからベースマップを構成
1. [コンテンツ] パネルで、 追加した「土地利用図」レイヤーをクリックして展開します。
2. [その他のオプション] → [ベースマップへ移動] をクリックします。
3.「土地利用図 + 陰影起伏」レイヤーの下の「土地利用図」レイヤーをクリックして展開します。
4. [その他のオプション] → [透過表示] をクリックします。立体的に見えるようにスライドバーを動かし、透過度を調整します。
以上の手順で、土地利用図に起伏の表現を加えたベースマップが完成しました。
ベースマップには複数のレイヤーを追加でき、透過表示だけなくポップアップや表示する縮尺範囲なども設定できます。設定情報をマップに保存し、このマップをベースマップ ギャラリーに追加すると、組織のほかのメンバーも利用できます。
■関連リンク
・ArcGIS Online 製品ページ
・ArcGIS Online ヘルプ