ArcGIS Solutions で新しいテンプレート「緊急被害判読テンプレート」をリリースしました。震災初動対応テンプレートをはじめとする災害対応を支援するテンプレートに新たな仲間が加わりました。
■ 緊急被害判読テンプレートとは
緊急被害判読テンプレートは ArcGIS ポータル（ArcGIS Online）を利用するテンプレートです。災害発生後の初動対応期において被災地の概況把握のために取得される空撮情報（防災ヘリによる空中写真、ドローン撮影画像、衛星写真・衛星レーダー画像など）を用いて、被害状況の判読を支援することを目的としています。また、本テンプレートには、降水強度や土砂災害警戒情報（別途、気象オンラインサービス（ベータ版）のお申込みが必要です）、世界の台風情報や地震情報などの動的情報レイヤーがあらかじめ登録されており、被災地周辺の参考情報の把握にも活用することができます。
■提供するアプリケーション
１．緊急被害判読アプリケーション
災害時に取得される空中写真や衛星画像などを用いて被害範囲情報を収集することができます。
- 被害タイプを指定して被害範囲の入力
- スワイプによる災害前後の比較、被害タイプ等の属性に応じて表示する被害範囲のフィルタリング
- 組織内または外部機関が提供するサービスやデータを追加して、被災地の状況把握、重要施設などの健全性確認
２．緊急被害判読ビューア―
緊急被害判読アプリケーションを使用して収集したデータをリアルタイムに状態監視することができます。
- 被害タイプ別のデータ収集状況のグラフ表示
- 被害タイプ等の属性に応じて表示する被害範囲のフィルタリング
各アプリの詳細については、「緊急被害判読テンプレート」のダウンロードページで公開しているデモアプリを参照ください。
今後のバージョンでは Portal for ArcGIS にも対応していきます。ArcGIS Solutions をご活用ください！
■ArcGIS Solutions
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■関連リンク
・ArcGIS Solutions 製品ページ
・活用していますか？ソリューション テンプレートの最大メリット
・クラウドGISユーザー向けに「降水ナウキャスト（5分）」と「土砂災害警戒判定メッシュ情報」の配信サービスを開始