今回の記事は、「実際のデータを使って解析方法を学びたい」「実践的なテーマで操作方法を習得したい」「できれば日本語がいい」という方にお勧めの自主学習コンテンツ「Learn ArcGIS」をご紹介します。
■Learn ArcGIS とは？
Esri が提供している自主学習コンテンツ サイト (無償) です。2018 年 12 月時点で 70 以上の学習コンテンツが用意されており、今後も拡充される予定です。
特長としては、実践的なテーマをもとにした課題解決型の学習コンテンツ (レッスン) が用意されている点が挙げられます。また、操作に必要なデータも付属しているため、対象の製品をお持ちであれば、すぐにレッスンに取り組むことができます。
※画像をクリックするとレッスン一覧ページが開きます。
■どんな学習ができるの？
レッスン内容は、各レッスン ページに記載されており、概要や習得できるスキル、所要時間、必要な製品やライセンスについて詳細を把握することができます。
例えば、「ドローン画像による貯水容量の推定」というレッスンでは、ドローン画像から標高データを作成し、ArcGIS Pro の ModelBuilder で処理を行って貯水池の貯水容量を推定し、アウトプットを職員間で共有する、という学習内容となっています。
他にも、「ハリケーン被害評価の収集」や「新しい風力発電所のサイト適合性解析の実行」など、さまざまなレッスンが用意されています。興味のあるテーマや所有している製品によってレッスンを選択しましょう。
■Learn ArcGIS の使い方
Learn ArcGIS のレッスンは以下のステップで利用することができます。
1．Learn ArcGIS のレッスン ギャラリーにアクセス
2. ページ上部の「検索キーワード」「機能別」「製品別」などを利用して絞込検索
3．気になるレッスンを選択して学習をスタート
いかがでしたでしょうか。Learn ArcGIS をぜひご活用ください。