Drone2Map for ArcGIS 2.1 を 4 月 8 日に国内リリースしました。
新バージョンでは検査テンプレートや分析ツールが追加され、より簡単に分析を行うことができるようになりました。このブログでは主な新機能についてご紹介します。
検査テンプレート
以前のバージョンで一度なくなってしまった検査テンプレートが復活しました!
取り込んだドローン画像を効率的に調査することで、迅速な判断と共有ができます。画像ビューアーで注釈を追加することも可能です。
分析ツール
断面図、スペクトル プロファイルを作成するツールが追加されました!
断面図
数値表層モデル (DSM) や数値地形モデル (DTM) から標高断面図が作成できます。
スペクトル プロファイル
マルチスペクトル カメラで撮影されたドローン画像 (マルチスペクトル画像) から作成したオルソモザイク上で、対象の範囲を指定するとスペクトル プロファイルを抽出できます。
標高レイヤーの共有
DSM や DTM といった数値標高モデルを ArcGIS Online もしくは Portal for ArcGIS の標高レイヤーとして公開できるようになりました!
Drone2Map から公開した高解像度の標高レイヤーを 3D Web シーンのサーフェスに適用することでより詳細な地形の表現が可能です。
そのほかにも、コントロール ポイント機能が強化されたり、カメラ モデルを編集できる機能が新しく追加されたりしています。
詳細につきましては Drone2Map for ArcGIS 2.1 What’s New (英語ページ) をご覧ください。
■ 関連リンク
・GIS 基礎解説 ドローンとGIS