強い日差し中でも元気に育つ夏野菜もおいしくなる季節になりました。本ブログでは、夏野菜の代表とも言える「なす」についてご紹介していきます。
日本では、毎月 17 日を「国産なす消費拡大の日」として 1 年を通して国内の国産なすの消費拡大の取り組みが行われています。これは 4 月 17 日 (4: よ 1: い 7: なす) が「なすび記念日」に制定されたことにちなんでいます。
今回は「なす」の消費拡大を推進するため、ArcGIS Story Maps を利用して、ストーリー マップ「なすを知る!!」を作成しました。知っているようで知らない「なす」について、世界と日本の目線からご紹介しています。
ストーリー マップへのアクセスはこちら
このストーリー マップは、ArcGIS StoryMaps のコンテンツであるブリーフィングが使用されています。ブリーフィングは、マップとメディアを簡単に統合できるスライド形式のプレゼンテーション ツールです。
ブリーフィングについての詳細はこちら
ストーリー マップの内容を一部ご紹介
なすの伝播
日本では一般的な野菜である「なす」は、実はインド東部を原産地とする野菜です。「なす」は、今や日本を含め世界中の国々で食べられていますが、どのように世界に広がっていったのでしょうか。
ストーリー マップでは、エクスプレス マップで作成された「なす」の伝播図を見ながら、世界各国の伝播時期や伝播当初の扱いなどについて、ポップアップで確認できます。中には、最初は食用として栽培されなかった国もあるなど、国ごとに異なる「なす」のイメージを知ることができます。
なすの生産量
日本で最も多く「なす」を生産している都道府県はどこなのか。日本で最も広い「なす」の作付面積を持つ都道府県はどこなのか。ストーリー マップに埋め込まれた Web マップの都道府県をクリックし、ポップアップを表示して確認できます。
また日本を出て、世界の生産量を示したスライドも用意しています。日本と比較して、世界規模の生産量がどのくらい異なるか、実際にストーリー マップで確認してみてください。
おわりに
「国産なす消費拡大の日」をはじめて知った方も多いと思います。ブリーフィング「なすを知る!!」を見て、なすを食べたくなった方は今すぐスーパーに買いに行きましょう。
また、なすの歴史や国ごとの扱いの違いなどが気になった方は、ぜひ調べてみてください。調べた内容は、ArcGIS StoryMaps を使用したストーリー マップで、世界中の人に共有しましょう。