みなさんの中には「ArcGIS for Server を利用して Web アプリケーションを作成してみたい」あるいは「ArcGIS for Desktop で作成したデータを共有するために ArcGIS for Server 導入を検討中」という方がいらっしゃると思います。この度、そんな方向けに ArcGIS for Server のスタートアップ ガイドを公開しました!
このスタートアップ ガイドでは、ArcGIS 10.1 for Desktop および ArcGIS 10.1 for Server をお持ちの方を対象に、 GIS データの作成から、 GIS サービスの公開、およびその GIS サービスを利用した Web マッピング アプリケーション(本ガイドでは ArcGIS Viewer for Silverlight と ArcGIS Viewer for Flex を利用)の作成までの基本的な作業フローをチュートリアル形式でわかりやすく習得できるように説明しています。
本ガイドは、 ArcGIS for Server を利用した基本的なフローを確認する資料となっていますので、製品をお持ちでない方や導入をご検討中の方もぜひご一読ください。
ここでは、各フローの概要を簡単にご紹介します。
■ GIS データの作成
Excel テーブル内に含まれる緯度経度情報(例:経度、緯度 = 139.7406 、 35.6792 )もしくは住所データ情報(例:東京都千代田区平河町 2-7-1)を利用し、 ArcGIS for Desktop で地図上の位置を特定し、 GIS データ (ポイント)を作成します。
■ GIS サービスの公開
作成した GIS データを Web 上での参照と編集を可能にするマップ サービスとフィーチャ サービスとして公開する手順をご紹介しています。マップ サービスとして公開することで、 Web を介して社内あるいは外部の人たちとの情報共有が行えるようになります。また、フィーチャ サービスとして公開することで、 Web 上からデータの属性情報を更新したり、新規にデータを追加するといったことが可能になります。
■ GIS サービスの利用
「専門的なプログラミングの知識なしに、対話的な操作で、効率よく見た目の美しい Web マッピング アプリケーションを作成して、 GIS サービスを利用したい。」そんな要望を可能にするのが ArcGIS Viewer for Silverlight および ArcGIS Viewer for Flex です。実際にプログラミングなしで Web マッピング アプリケーションを作成して、 GIS サービスを利用するまでの手順をご紹介しています。
GIS サービスを公開・共有することで、みなさんが作成されたマップの利用価値がぐんと高まります。ぜひこの機会に ArcGIS for Server を使って、独自の Web マッピング アプリケーションの作成を検討してみてはいかがでしょうか?
■関連リンク
ESRIジャパン Web サイト:
・ArcGIS for Server スタートアップ ガイド
・ArcGIS for Server
・ArcGIS for Desktop