何ができるの? ArcGIS Spatial Analyst – 内挿 –

ArcGIS for DesktopArcGIS EngineArcGIS for Server、あるいは ArcGIS Runtime のエクステンションの 1 つである ArcGIS Spatial Analyst の機能紹介第 2 回です。第 1 回「何ができるの? ArcGIS Spatial Analyst -日射量解析-」では、日射量解析についてご紹介しました。今回は、内挿解析についてご紹介します。

ArcGIS の内挿とは、空間内挿です。取得したサンプル値から、連続したサーフェスを作成します。例えば、ある広い範囲において空気中の二酸化窒素濃度を調べる場合、対象としているすべての箇所で値を調べることは大変な労力を要します。内挿ツールを使用することで、取得した数値の間を補間し、求めたい範囲全体を推定したサーフェスを導き出すことができます。
下図は、各ポイントに入力されている降水量の値から、内挿ツールを使用して降水量の分布データを作成したものです。水色が降水量の少ない地域、紫色が降水量の多い地域です。

降水量観測地点

内挿結果

内挿解析では、空気中や水中の化学物質の濃度、標高、降雨量、水温、騒音など様々な観測データを使用して連続したサーフェスを作成します。これらのデータを内挿して連続したサーフェスにすることで、対象地域における対象物を点ではなく面によって視覚的に把握することができますし、空気中や水中の化学物質の濃度の場合は、物質の広がりを推定することができます。また、ポイント データだけでなく、ラインやポリゴンを観測データとして使用できます。例えば、等高線から標高サーフェスを作成することも可能です。
これらの観測データを内挿するツールとして、7 種類の内挿法が用意されています。各内挿法の詳細につきましては、ArcGIS Help – 内挿法の比較をご参照ください。

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