何ができるの? ArcGIS Spatial Analyst – 密度 –

ArcGIS for DesktopArcGIS EngineArcGIS for Server、あるいは ArcGIS Runtime のエクステンションの 1 つである ArcGIS Spatial Analyst の機能紹介第 3 回です。今回は、密度解析についてご紹介します。

密度解析ツールはその名の通り、ある現象についての密度を求めます。各地点の計測した数量において、その現象の数量が分布する割合を推計します。密度解析を行うと、単位面積当たりの密度を推計したサーフェスを作成し、ポイントまたはラインが集中している場所を示すことができます。例えば、犯罪発生地点から密度解析を行い、犯罪が集中しているエリアを導き出すことができます。集中しているエリアの特徴(街灯が少ない、人通りが少ない、死角がある等)を基に、犯罪発生を抑えるための対策を立てられます。犯罪の種類によって密度解析を行うことで、種類毎の特徴も見えてくるかもしれません。
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この他にも、新たに店舗を開拓するために、自社店舗やライバル店舗の分布具合を解析したり、人口や道路の密度分布から、あるエリア全体の予測分布を求めることができます。
また、密度解析によってある事象の密度を解析した結果を、更なる解析を行うためのデータとして利用したり、他のデータと重ね合わせるために利用することができます。

密度解析には、以下の 3 つのツールがあります。各ツールの詳細については、ヘルプをご参照ください。
・カーネル密度:カーネル関数に基づいて、ポイントまたはラインの密度を算出
・点密度:ポイントの密度を算出
・線密度:ラインの密度を算出

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