ArcGIS API for JavaScript バージョン 3.9 をリリースしました!

ArcGIS API for JavaScript の最新バージョン 3.9 をリリースしました。今回のバージョンアップでは、座標情報を持つ CSV ファイルから容易にレイヤを作成できる CSV レイヤやレンダラと凡例における連続カラー表現といった新機能が追加されました。以下では、本バージョンにおける新機能、機能拡張の一部をご紹介します。

CSV レイヤ
ArcGIS API for JavaScript には多くのレイヤ クラスが存在しています。そのなかには ArcGIS for Server が配信するマップ サービスだけでなく、KML や GeoRSS などの ArcGIS 以外の形式で配信されたデータも容易にマップ上に表示することを可能にするレイヤ クラスも用意されています。
本バージョンでは、新たに CSVLayer クラス(esri/layers/CSVLayer)が追加され、身近に使われている CSV ファイルで管理された座標情報を持つデータを簡単にマップ上に追加できるようになりました。

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連続カラー
従来、レイヤのレンダラを定義あるいは表現する場合、分類カテゴリごとに色を指定するというのが基本でした。しかし、本バージョンで新たに追加された連続カラー表現では、基点となる色情報(と必要に応じて属性値)を指定するだけで自動的にカラー ランプが作成され、属性値に応じた色をフィーチャごとに定義することが可能になりました。
また、この連続カラー表現はバージョン 3.8 で追加された機能になりますが、本バージョンにおいて2つ以上の色情報を指定できるようになり、凡例表示にも対応しています。3色以上の色を基点とした複雑な連続カラー表現を容易に行うことができます。

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その他の機能拡張/仕様変更
クエリ:ArcGIS Online でホストされているフィーチャ サービス向けの新しい機能が追加されました(※以下の機能は ArcGIS for Server で配信するマップ サービスあるいはフィーチャ サービスには対応していません)。
 ・検索用ジオメトリをもとに内部的に生成したバッファを使った空間検索:バッファの距離と単位を指定するだけで空間検索の検索範囲を広げることができます。
 ・クエリの結果の空間範囲のみを取得: 空間範囲を表示することによりマップ上で視覚的にデータ検索を行う機能などに利用可能です。
 ・指定した数の結果のみを取得: 検索結果をリスト化してページ単位で表示する際に便利な機能です。
ロケート ボタン:検索の結果(現在地)を示すグラフィックの追加先となるグラフィック レイヤを指定することができます。

その他の更新情報や新機能については、ArcGIS for Developers の ArcGIS API for JavaScript 新機能(英語ページ)をご参照ください。

■関連リンク
ESRIジャパン Web サイト:
・ArcGIS API for JavaScript:http://www.esrij.com/products/arcgis/developer/arcgis-web-mapping/arcgis-api-for-javascript/

Esri 社(米国)Web サイト:
・ArcGIS API for JavaScript:https://developers.arcgis.com/en/javascript/